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「ここだけの話」 新・日本は、世界の田舎者か


 田舎者いなかモンは見ればすぐわかる

 都会人の真似をする
テレビや雑誌で流行っているものが先端だと思い、作られたものと気づかず餌付えづけされていた

 田舎者は
覇権を握っている国の言葉を使いたがって、自慢する

( 世界をリードしている国は、いつの時代も戦闘の武力を背景にしており、紳士の顔をまとっていても暗黙に他国を威圧しているのは国家の最高幹部でなくとも、成年の大人になればおのずとわかります。

 強い国の存続のために、本国のみの鎖国状態ではアップアップしていつしか枯渇してしまい、他国にシノギを得るのは、歴史の必然とはいえ仕方なく、表と裏、陰と陽を使い分けて、偏見でもなく素直な気持ちで見てみれば、常に他国に侵略している国なので、

でも前世紀みたいに乱暴に植民地支配はできなくて、
でも政治経済的に支配したいので、大義を見つけ正当化していく口実をつくらなければならない。

 それゆえ下僕の衛星国や、ふだんはまったく無視しているのに都合のいい時ばかりのにしき御旗みはたの下に国際連合を利用して、NATOなど味方をつくり、国内ではマスコミの操作懐柔は必須だった。

 国が平和で安定しているときは報道の自由、他国の人権とか騒いでも、いざ国の利権とか国難とかに立ち向かったら、一転、国家総動員で国家政府を応援するのはいままでの歴史と同じであって、その国家と国民がいかにして世界でハバをきかして、世界で名を届かし、他国から敬意をはらわれている所以ゆえんのもとはどこかにあるのか本能的にわかっていた。

 空の上から見るようなニュースより、スタジオでスーツ姿で語られるよりも、大地に立って生活している人々は切実で、欧米人からこんなに攻撃されるのは弱いからよと中東アジアのオバちゃんはいい、ロシアのおじさんは昔の強かった頃を取り戻さなければいけないと路頭のインタビューで答えていた。

 本国では紳士ヅラしても、海外植民地支配では残酷極まりなく、今でも南米原住民にとっては、スペイン人を見ると貴族的な脅威で見られるとテレビで聞かれるとき、インドやアフリカ、各国の植民地支配したイギリスの卑怯で残酷なやり方を目にするとき、また現在でも陰で暗躍しているアメリカを見るときに、人間は誰も残酷な面は持っているとはいえ、本音と建て前、表と裏、理想と現実を使い分けしていた。

 そんな英語の言葉で
世界支配を目論みながら、英米発祥のスポーツはゴルフやベースボール、ラグビーなど、どれもこれも政治と真逆に、だからこそかえって紳士のスポーツとうたい、でもいざとなったらなりふりかまわず、本音とか利権が見え隠れして、見ていてとっても面白いです。

 そんなふうに理想と現実は避けがたく、
ただアジア東洋では、建て前の理想通り行かなくて、悲惨な現実に遭ったら、世の中はこんなもんもんだよと眉間にシワを寄せ、後ろ姿に余韻を漂わせて立ち去っていくけれど、

どうも欧米では最初から、建て前と本音、理想と現実を分けていて、口では世の中や社会、それに上司に対してもダーティーにため口を吐いても、結果的に国家に従順で、邁進していくようだ、
自由にしゃべれるのは自由な国だからさと訳の分からないことを言って自国自賛し、裏返せば共産主義国や時代劇の捕物帳に出てくるセリフと何ら変わることがなかった。

 多分にむずかしい言葉で言えば、主観と客観のふたつを主客同一する東洋の一元論とか、最初から分ける欧米の二元論に起因しているとも思えて、
じっさい欧米人の話を聞いていると、勝てば正義がついて来るようで、初めに正義のためとか口酸っぱく言っているようだけどそうではなく、
正義は勝つのではなく、勝った方に正義は味方する、神は祝福するという都合のいい皆さんのようです、頭の考え方がスッキリする健康な人たちだった。

だから負けたら、勝者から正当化されるために生け贄にされ、同じ残酷な行為をしても、つねにヒットラーは悪人で、F・ルーズベルトやトルーマンはいいお父さんに見えるのだった )


 以前大学のとき、
二十歳も過ぎているのにサークルの部室内で、誰も望んでいないのに、英語を自慢気にペラペラ話しているバカたれがいました
英語はたしかに得意そうでしたけれど、案にたがわず思考力がまったくなかった

知識や技術はいざというとき役に立つし、お金も必要です

だからといって誰も
大勢の前でオレは金持ちだとか、家の玄関前に宝物をこれみよがしに見せないだろう
( アメリカ人とか芸能人は別、といったら偏見かな )

戦国時代の忍びの者は、最後に自分の命を守る必殺技は決して他人には教えなかったという

知識や得意わざで大見得を切る者ほど田舎者はいない
しかし自分の身を守るときに、知識や得意わざほど、大いに役たつものもなかった



* プラグマティック・インテレクテュアル

 ( ハンサムで頭がよく、
 才能があってしかも美人 )


 せっかく学識が豊富なのに実際上に役に立たず、いくら教養があってもかえっって教養がじゃますることもあり、
経験豊富でも、自分だけの経験や知恵に閉じこもり他人の言葉に耳かたむけなかったら、独りよがりのガンコ親父になってしまうだろう

世界の田舎者政策だといわれ、
翻訳大国、飜訳学部といわれるほど他国の文明文化を紹介するのに、必要以上に外国人入国に厳しい日本国
いっぽう世界の民族のルツボといわれるほど他国人が多いのに、世界の文化文明に表面上敬意を示しても、じつはまったく関心がなく無盲目なアメリカ合衆国

ちなみに、せっかく習得した語学力を翻訳で披露するなんてわからない、とアメリカの学校の先生は驚いて、われわれ日本人はこれを聞いて驚いた

多少、どちらの国も本人たちは世間せけん的に無知かなと感じても、意外なことに世界の田舎者だとは思っていなかった


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やあ、ベイビー、チェキラウ、オレたちの娯楽産業がカッコよく見えるのは、単にエチオピアよりというか、他国よりも大国かなっていうだけなんだぜ



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暴力で社会的地位を得て
大衆を無知にして労働させて搾取し、優雅な生活をしていたヨーロッパ貴族のセレブたち

薄利多売と刹那的な文化で金儲けして
娯楽やスポーツで大衆を享楽させ、政治には無関心で無気力にさせて無知にして、優雅な生活をしたがるアメリカ富裕層の、いっけん見たらスマートでもじつはふとったとんのようなセレブたち

怒るで、みんなに内緒にしたってや





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