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 Manifest Destiny 明らかな天命

 自分かってな、Manifest Destiny <明らかな天命>を唱えて、
割りこんできたアメリカ人。
長年住みついていたインディアンを追いこんで、
反撃したらリメンバーとか言いながら報復を正当化した。

 数千年前は
オレたちがパレスチナに住んでいたんだ、
というユダヤ人が割りこんできて作ったイスラエル国家。
 長年住んでいるパレスチナ人を
圧迫して追いこみ反撃したら、
米国内のユダヤ人の選挙権や、援助してくれる「お金」のために頭が上がらないアメリカの共和と民主の両党の政治家たち、戦争のたびに明らかなミッションと武器をイスラエル国に送りこんで、領土を拡大して行くのでした。りっぱだ。

 ユダヤ人は、原住民になん回、ホロコーストをやったら気がすむんだろうう。

 日本国内のニュース報道みたいに、
いつも抑圧してきたことは伝えないで、自分たちの横暴さをタナにあげて、反撃してきた途端に報復の正当化を叫ぶイスラエル国。そんな、どこか似ているアメリカ国家の無条件のイスラエル支持に、なんとも言いがたいNHK特派員の気持ちが記事につづられていた。   
 ガザ地区の住民には必要最低限の生活もなく、希望もない。イスラエルの横暴な抑圧だけがおおっていた。立場上、強く言えない事情を掲げながらも、イギリスの三枚舌の外交から分断されたとはいえ、このパレスチナ問題から目をそらさないでほしい、無関心こそが虐殺を招く、不幸を募らせると言いたげだった。
 ジャニーズ問題や木原誠二事件は日本人のことだから、他国の人が関心をもってはいけないというわけでもないように、われわれがパレスチナ問題に関心をもってはいけないというわけでもなかった。

 日本政府がアメリカとイスラエルにソンタクしているから、テレビ局もソンタクしているので、じゃわれわれ国民も追従しましょうなんておかしな話。要らぬソンタクしても始まらない、分別ざかりは卒業しよう。
 いやな物は見たくない、関わりたくない。でも本当の怒りや正義を求める心は、青年と若い女性の特権である。

 常に歴史の変わり目に取り締まられ、過激に暴徒化しても遡及前進して時代は進み、最近では米国の若いZ世代の間から、いままで考えられないような、パレスチナに共感を示し、イスラエルに対して異議申し立てが現れてきたらしい。

 良いも悪いも現状を見るしかない、
外面の社会と内面の世界はひとつの鏡。
 愛とか平和は向こうからやってこない、かちとるものとは聞かれる言葉で、もし内面に人間の解放を求める芸術や文学があるならば、社会に人間の解放を求めるものものがあるように、まず「無関心」を打ち破り、なんでもかかってこいやの気持ちで立ち向かっていこう。


人間、猿と来て、そのあと地球はどんな惑星になるだろう

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