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#夢
短編小説 夢のなみ(une vague de rêves)
(ユヌ·ヴァーグ·ド·レーヴ。 気持ちのおもむくまま、意識の流れるままに書いていたので、気ながにのんびり読んでいってください)
船の先端に立って、ぼくは海の風を感じていた。ひとり、船のふちに寄りそってたたずんでいた。
そおっとうしろを振り返ってみても、そこにはだれひとりもいない。広い甲板には、ぼくがひとり。ぼくは首をかしげながら、両手をポケットにいれて客室の方へ歩いていった。歩きながら、ふ
(ユヌ·ヴァーグ·ド·レーヴ。 気持ちのおもむくまま、意識の流れるままに書いていたので、気ながにのんびり読んでいってください)
船の先端に立って、ぼくは海の風を感じていた。ひとり、船のふちに寄りそってたたずんでいた。
そおっとうしろを振り返ってみても、そこにはだれひとりもいない。広い甲板には、ぼくがひとり。ぼくは首をかしげながら、両手をポケットにいれて客室の方へ歩いていった。歩きながら、ふ