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“幸せ” ってなんだろう。 〜2つの “幸せ” 〜

幸せってなんだろうか?


先日、友人の結婚式がありました。
そこで、友人代表のスピーチをすることになりどうしようかと悩んでいました。

僕の中身の無い頭の中をグルグル回していると、、、
ある思いが浮かんできました。
「結婚」をイメージしていくと、自然と “幸せ” という言葉が浮かんできました。
でも、幸せってなんだろうか?と僕にもわかりませんでした。
その人の状況や価値観によっても“幸せ” は変わってくると思います。
“幸せ”というのはとても抽象的なものです。
定義することも難しいので、
自分なりに感じる“幸せ”について、僭越ながら話させて頂くことにしました。


“幸せ”には2種類の考え方があるんじゃないかな?と僕は思っています。


「追加していく “幸せ”」


僕もそうですが、ディズニーランドに行ったり、高級フランス料理を食べに行ったり、、、
どれも幸せだと感じます。
これは今の状態に「追加していく “幸せ”」です。
この幸せも人生のモチベーションを保つためには必要なことだと思います。
週末にディズニーランドに行くことができるから仕事を頑張ることができるかもしれません。主任や部長と昇進を目指しているから仕事を頑張ることができるかもしれません。 

しかし、人間の欲望というのは尽きません。
何か一つ満たしても、また「〇〇したい!」「〇〇が欲しい!」という考えが出てくるだろうと思います。 

話が大きくなってしまいますが、これが日本の幸福度低下を招いている要因なのではないでしょうか。
常に、“幸せ” を追い求めてしまっています。
追い求めるだけでは、心は満たされないのだと思います。


「なくなって気づく “幸せ”」


次に僕が考えるもう一つの幸せについてです。 

この7月には、西日本豪雨災害が起こりました。

私自身も被災をして、1日ではありますが避難所での生活、断水の生活を経験しました。
今まで、思ってもいなかった出来事でした。
いつも、使っている水、日頃から関わりのあった人たち。
そして、いつも側にいてくれていた人。

普段、当たり前すぎて気にもしていなかったことが、
本当はとても “幸せ” だったのだと改めて気づきました。


「日常を大切に生きていきたい。」


「追加していく “幸せ”」

僕にも、もちろんあります。
これは野心に近いと思います。
しかし、こればかりだと生きることがしんどくなってきます。

「なくなって気づく “幸せ”」

僕はこれが真の“幸せ”なのではないかと思っています。
「なくなって気づく“幸せ”」は、本当になくなってしまってから気づくのは遅いです。なくなる前に気づく必要があります。

いつもは、何をすれば “幸せ” になるのかな?と考えることが多いです。 

でも、本当に大事なのは、、、

今、なくなって本当に辛いのは?

と問いかけることです。

「辛」という字に「一」を足すと、「幸」という漢字になるという説明は聞いたことがあると思います。
逆にいうと、「一」引くと「辛」という漢字にもなります。

普段の生活から、どんな「一」を引くと「辛」になるのか。

考えれるようになると 
きっと人生は豊かになると思います。

いつも意識しないことほど、本当は大事なのだと思います。

もっともっと、日常を大事にしながら生きていきたいです。

今日もありがとうございました。

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