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オムツにしっこをしてみた。そしてオムツ差別にあってしまった。

「オムツでしっこをしてみた」

この4月から特養(特別養護老人ホーム)に勤めています。
そして、研修の一環でオムツを渡されました。
そこに、しっこをしてみて体験してくださいという課題です。

なんとも素晴らしい研修!本当の感動しました。
体験に勝るものはない・・・

4/2に課題を出されたのだが、今日は4/11だ!!
オムツにしっこをすることが怖くて時間を言い訳にしていた。
つまり僕はオムツにしっこをすることを渋っていたのだ。

今日がXデー。
初めて、オムツでしっこをしてみた。

とりあえず、オムツをはめてみた。
しかし、トイレに行かなくてもいいのにトイレに行きたくなってしまう。
利用者さんはベッドで寝てしっこをしている。
だから、寝てしようとしてみた、、、
でも、しっこが出ないのだ。。。
寝てしっこすることがこんなにも辛いこととは思いもしなかった。

待てど、待てどしっこは出ない。
仕方なくお風呂場へ行って立ったままでしてみた。

そして、勢いよく出ようとするが、パットからしっこが漏れるのではないかという
怖さで、ビビってしまい勢いよく出せない。
結局3~4回に分けて出し切ってやった。

これはなんだ?初めての感覚。
生暖かい感覚が股間全体に広がる。
そして、しっこがパットに吸収される。

嫌な感覚だがその嫌な感覚はあまり長続きしない。
最近のパットは凄いのだろうか?
吸収力がかなりすごく、ジメジメ感も少ない。
しかし、これが数回続く、うんこが一緒に出るとなると話は別だ。
ぐちゃぐちゃした感覚も加わり、気分は害されだろう。

「そして、オムツ差別へ・・・」

そして、しっこが終わり、オムツのまま居間へ戻る。


いつもはハグを求めてくる彼女だが・・・
今日は自分からハグをしようとすると拒否されるのだ。

そう!これがオムツ差別だ・・・。
傷ついてしまった。

しっこはオムツから漏れていない。にも関わらず、自分との接触を嫌がられるのだ。
これは非常にしんどい思いになるので
俺は利用者さんにしっかり向き合う!!!!!!

「今回体験して感じたこと


利用者さんはオムツをしていても、トイレに行きたがる。
これは施設に限らず、病院でも良くあることです。
高齢になると、認知機能も低下してきて、オムツしていることすら
理解できていないこともあるため、トイレで排泄したいという普通の気持ちが強い。


そんな時、軽々しく「オムツしているからトイレ行かなくてもいいよ」って
言っていないだろうか?
僕は恥ずかしながら数回言ってしまったことがある。
しかし、自分で経験すると同じこの言葉を言うにしても
本当に申し訳ないという気持ちでお伝えすることができる。

そして、ベッドで排泄をするということはかなり辛いことだ。
できるだけその気持ちを尊重して、ちゃんとトイレで排泄が
できるように施設でも取り組んで行きたい。
自分の施設はかなり頑張っている方だとは思うが、
もっと、もっと良くしていきたい!!

オムツにしっこをすること・・・
頭では不快感が強いんだろうなってわかっていると思う。
しかし、自分で体験して身体で感じることは本当に大切だ。

明日から利用者さんに対する姿勢が変わる!
みんなも一度、経験してみてもいいのではないかと思います。

それでは以上です。








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