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こーーと日向坂 #3:僕と森本茉莉はどこか似ている気がする

 部活感についての記事でお話したように、僕は女子が大半を占めるダンス部に所属していました。同期の男子は僕含めて4人。真面目が抜けないガリ勉の僕、脱力系遅刻魔、独学で既にダンスをかじっていた自由人、音楽一筋だったのをやめたタイミングでダンスを始めたイケメンというキャラクターでした。結論から言うと、他3人のキャラが濃くてそっちの方が可愛がられていました。遅刻魔なのに憎めないじられキャラで隙だらけの彼は同期だけでなく先輩からもいじられていました。その反面、内面ではいろいろ思うところもあったらしいですが、可愛がられている時点でシンプルに羨ましかったです。その経験を踏まえると、世のクズ芸人が可愛がられるのにもどこか合点がいきます。独学していた自由人も音楽一筋だった彼も濃いキャラクターで人気を博していました。

 とはいえ自分の感じ方なので、先輩方からするとそんなに差を出していたとは思っていないはずです。実際、特撮話で盛り上がって仲の良かった当時の先輩が、去年大学で日向坂にハマったことで、それ以来ライブを連番する仲になっています。ではなぜ当時はそんな感覚になったのか、それはひとえに僕が「先輩という存在が苦手だから」です。これは先輩が嫌いという訳でも先輩が嫌な人という訳でもありません。僕が「目上の人に砕けた雰囲気で接することが出来ないから」です。趣味が合えばそれを乗り越えられちゃうのは僕がオタクだからだなぁと感じてます。こんな人は、結果的に他の同期の方が先輩に可愛がられる経験をしてきたのではと思います。僕はそれを森本茉莉ちゃんにも感じました。

森本茉莉ちゃんは坂道合同オーディションを合格し、坂道研修生を経て2020年に日向坂に配属された3期生です。彼女の同期の中で先に1人で加入していた上村ひなのちゃんは、単独であることとと加入タイミングの早さで、茉莉ちゃんが加入する頃には既に先輩と関係を深めていました。茉莉ちゃんと加入タイミングが同じ同期の髙橋未来虹ちゃんは、こさかなやすーじーなどと関係性が深まり、最初に人気がでていました。次いで山口陽世ちゃんもにぶちゃんやこのちゃんとの関係性から人気が出ました。後輩が先輩と絡むと人気が出る現象の理由は、「先輩との絡みはキャラクターや魅力が伝わりやすい」からなのでしょう。それがあまり見られなかった茉莉ちゃんはその部分が見つかるのが遅かったように思います。実際、僕も他2人が先に気になっていました。ですが、その姿を見て自分と同じように「目上の人に砕いた雰囲気で接することが出来ない」のかなと思い、自分と重ねていくようになりました。

その後は宮田愛萌さんとの「MM姉妹」の関係性やSHOWROOMでより魅力が伝わっていて、自分も以前より茉莉ちゃんのことが好きになっていました。先輩ともこう絡めるのかぁと安心したのを覚えています。カップスターコラボ企画である「しし庵」では、1期生から「茉莉には強く当たっていい」とふざけながら言われていたので、先輩全体と良い関係を築けているんだなと感動しました。今後も伸び伸びと、地味なやらかし?をしながら輝いていってほしいです(笑)
対する僕は、サークルに入る期間も短い大学生活だったため、今年からの研究室配属が高校以来のまともな先輩付き合いになっています。幸い先輩たちがすごくフレンドリーで面倒見の良いホワイトな研究室に配属され、高校生の頃よりかは少しは人生経験積めたと思うので、構え過ぎずにやっていきたいです。


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