DXとかデジタルトランスフォーメーションという流行言葉に踊らされないために。
これ、ホントそうだよなぁ。
日本の大企業のデジタル変革とかソーシャルメディア活用とかって、経営者が自分はよく分からないからと分かりそうな人で部署作って、でも権限は渡さない、というパターンが多い印象。
日本でも、日清食品みたいに社長を一気に世代交代して社長がリードして強制的にデジタル化をはかったり、トヨタのように社長の危機意識を軸にビジョンや計画を仕切り直して組織全体の意識や活動をデジタルに向かわせることで変化を始めている組織はあるんですけど。
不思議とオーナー社長の企業の事例が中心なんですよね。
やっぱりサラリーマン社長だと、任期とか自分のキャリアの価値観とかに囚われがちなのかなと思ったりします。
先日も、次世代マーケティングプラットフォーム勉強会で、CDOは自分の仕事をなくすのが仕事、みたいな議論がありましたが、転職しない前提の日本企業だと、なかなか自分でそれは言えないですよね。
でも、もちろんそれってサラリーマン社長の会社では無理という話ではなく、社長がリスクをとって変革するかどうかの話なんですよね。
実際にデジカメの波を生き延びた富士フイルムとか、大抜擢で復活した日立とか、日本の大企業でも成功事例はあるわけで。
及川さんが書いてるように、DXみたいな流行り言葉を省略して使うんじゃなくて、素直に組織変革とか誰もが分かる言葉で表現すべきじゃないかなと思う今日この頃。
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