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Z世代が選ぶ次世代SNSトップ10に、まさかのmixiがランクインしたというので、全部調べてみた。

これ、面白いですよねぇ。

キーボードアプリのSimejiが実施しているアンケート調査で、Z世代に次世代SNSとして注目しているSNSを聞いてみたところ、なんと5位にmixiがランクインしたというので、ちょっとした話題になってました。

mixiといえば、私からすると2004年〜2006年ぐらいにかけて一世を風靡したSNSなんですが。
いまやゲームのモンストの会社と思っている人の方が多そうですよね。

サイトを見た感じ、大きな機能改修がされている感じはしないのですが、コミュニティ機能で自分の好きな話題で盛り上がれるという部分は長く生き残っているそうなので、若い世代からするとそこが新鮮ということなのかもしれません。

ちなみに、別の会社の調査で、Z世代が今使っているSNSは1位LINE、2位Instagramで、3位がTwitterかTikTokという結果が出ています。

まぁ、LINEやInstagramの利用率が9割、8割というのが当然と言えば当然ですが、そういうコミュニケーション系やビジュアル系SNSを使っている上で、Z世代が何に注目しているかという視点で見ると、興味深いです。

動画で解説はこちら


とりあえず全部のサービスに登録だけして覗いてみたので、簡単に解説すると下記の通り。

1位 NauNau

位置情報共有サービスとして人気だったZenlyが閉鎖されたため、その代わりとして開発されたサービス。
なんと開発者は個人の大学生で、自ら会社も運営されている片岡夏樹さんという方だそうです。


2位 GRAVITY

やさしいSNSがキャッチコピーになっている、HiClubという会社が運営するSNS。
軽くしか見てませんが、投稿は基本オープンでゆるくつながる感じのSNSですね。音声ルームとかがあるのがイマドキです。


3位 Pinterest

写真共有SNSとして一時期注目された後、Instagramとの競争に敗れて日本では存在感が薄くなってた印象でしたが、最近はスマホに最適化され「アイデア検索」という位置づけで若い世代に人気で、テレビCM展開したりと勢いを増してるみたいですね。


4位 Yay!

好きでつながるがコンセプトのSNS。
音声通話とかチャットとかリアルタイムコミュニケーションに寄せてあるのが印象的。
もともと「ひま部」というサービスが流行ったのを健全化して作り直したと、昨年、日経クロストレンドでも取り上げられていたのでギリ認識。


5位 mixi

正直、mixiがZ世代の次世代SNSに入ってくるのはビックリしましたが、ランクインしている他のサービスと並べると、納得感はありますね。
個人のフォロワー数とか、映えとかではなく、好きな話題でゆるくつながるというのがZ世代には求められているのかも。


6位 Bonfire

つぶやき型日記というコンセプトのアプリ。
たき火の上に吹き出しが浮き上がってくる独特なUIが印象的。
ツイッターが気軽な「つぶやき」ではなくなってしまった今、こういうつぶやきアプリが求められる気持ちは分かります。


7位 くるっぷ

なんでも創作系SNSというコンセプトで運営されているウェブサービス。
まだ試験運用中という位置づけみたいですが、オタク特化型SNSというフレーズもありますし、同人誌系のコミュニティに愛されている印象。


8位 MONIE

友達探し掲示板というコンセプトのマッチングアプリ。
軽くググると悪い評判も出てきますが、ガチの出会い系マッチングアプリより、Z世代としては気軽な出会いを探せるという位置づけなのかもしれません。


9位 BeReal

1日に1回アプリが指定するタイミングに投稿しないといけないSNS。
TikTokが同種の機能を被せたことでも話題になりましたね。
一応その時に自分でも登録したものの、日本では流行らないかなぁと思っていましたが、Z世代は注目しているようです。


10位 SnapChat

投稿した写真や動画がしばらくすると消えるという、画期的な機能を開発して注目されたSnapChat。
Instagramがストーリーズを開発してそっちが流行してしまった関係で、Pinterest同様に日本ではほとんど流行らなかった印象ですが、Z世代は今からのSnapChatに注目しているようです。
日本法人が強化された理由が良く分かります。


こうやって丁寧に見てみると、全く新しいサービスも含まれているんですけど、トップ10のうち3つがPinterest、mixi、SnapChatという一昔前に流行ったサービスが再注目されているという点も興味深いですよね。

この中から一昔前のTikTokみたいに、彗星の如く大勢に普及するサービスが出てくるのかどうか、注目したいと思います。


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