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アップルはスマートスピーカー市場で、イノベーターのジレンマから抜け出せるか

いやー、これはどうなんだろう。


流石のアップルも、明らかにスマートスピーカー市場では苦戦してますよね。
この市場はビジネスケースとしても面白いです。

そもそもAmazonもGoogleも、スマートスピーカー単体で稼ぐ気はサラサラ無くて、あくまでスマートスピーカーは自分たちのウェブサービスへの入り口の扱い。
なので端末は赤字覚悟でばらまけるのに対し、端末単体で利益を出す必要があるアップルは、明らかにイノベーターのジレンマに陥ってる感じです。


スマホ単体のビジネスは、日本ではiPhoneが圧倒的に強いので分かりにくいですが、端末自体の差別化がしにくい市場だと、競争のポイントがソフトやサービスに変わるというのは、パソコンとかケータイの歴史が証明してますよね。
そして気がついたらマイクロソフトがsurfaceを手がけ、Googleがpixelをやるようにサービスと端末が統合されていくという。

スマートスピーカーに関しては、最初からサービス提供事業者が端末も作ってしまうという、本来アップルが得意だったことをAmazonやGoogleが仕掛けてきたのが面白いところ。
普通に考えると、ここから巻き返すのは、相当難しい気がしますが、アップルならではの起死回生の一手があるのか注目したいです。





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