たまには最近の映画でもということで『シャン・チー』を見た感想

なんとなく映画が見たい気分だったので『シャン・チー』というマーベルの映画を見てみた。

実はマーベル作品をまともに見るのは初めて。以前立川でガルパンの深夜爆音上映を見に行った時、ガルパンまでの暇つぶしということで『シビルウォー』を見たことはあるけど、ほぼヒーロー知らなかったし内容もそんなにわからなかったのでノーカン。実質初マーベルと言ってもいいんじゃないだろうか。

まぁそれはいいとしてなぜマーベルほぼ見たことないのにいきなり興味出たのかというとある配信を見たからだ。昨日やっていた以下の配信(昨日と言っても深夜なので実質今日だけど)。

ラプラス総帥が最近一番面白かった映画は『シャン・チー』だと言っていたので何となく興味が出た(47:16付近)。

最近は『羅生門』や『三島由紀夫vs東大全共闘』、『東京物語』など古い映画ばかり見ていたからそろそろ最近の映画も見ようかなぁと言うことでオススメされたままに見てみたのである。

『シャン・チー』を見た感想

アツい展開が多くてとても面白い映画だった。

この映画は戦闘シーンがどれも魅力的で斬新。一番最初はバスで戦うのだけどそのあたりの急に襲ってくる感じがなんかシュールで面白い。シュールな部分もありつつアクションシーンはスタイリッシュで爽快感がある。

ビルの外で戦うところとかもギミック大量に使ってる感じで好き。あのあたりで妹と共闘して戦うというのもなかなか良くて抑えるところ抑えててアツい。

あとシャン・チーのお母さんの故郷の村へ行くには特殊な条件が必要と言うのもなんかロマンがあって好き。ああいう感じの村はRPGの終盤の村にありがちだと思う。ドラゴンの武器とかも出てくるし結構ゲームからの影響も強いのかもしれない。

そして個人的に一番好きなシーンは最後のあたりでシャン・チーとお父さんが戦うところ。戦闘中の演出が最初にお父さんとお母さんが戦っているシーンと重ね合わせてる感じでとてもグッときた。

そういう感じで全体的に面白かったなぁという印象。


締め

マーベルはなんとなくシリーズが長そうなので敬遠してたけど見てみると面白いと思った。シャン・チーだけでも謎のモンスターみたいなのがいきなり出てきたりするのでおそらく世界観は通じているんだろうと思う。

マーベル見たことなくてもここのシーンはたぶん他の映画に関連あるんだろうなぁというのはなんとなく伝わってくる。シャンチーのお父さんの組織とかも他の映画で出しやすそうだし、猿の惑星の話をしてた道化師のおじいさんとかも他の作品に出ているのかもしれない。

そう考えると1つの作品の中に他の作品のいろんな要素がちりばめられているというのはファンにとってはたまらないのかも。そういった細かい要素全部分かったりするともっと面白く見れるのかもしれない。

この他の作品が関わってくるという構造が何かに似てるなと思ったけどアレだ…ガンダムっぽい。ガンダムでもUCとかにベルトーチカ出てきたりすると若干湧くしそういうのと似てるのかもしれない(個人的にベルトーチカの場合はちょっと露骨だと思ったけど…)。

そういう魅力もマーベルにはあるだろうしこれを機にちょっとずつマーベル見てみようかなぁと思った(ただ作品多いので本当にちょっとずつになりそうだけど)。

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