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アニメ『スキップとローファー』の感想(2023年8月7日の日記)

・『スキップとローファー』というアニメを観た。

・ネトフリで観たのだけどなぜだか再生したときに6話から始まり8話の途中までそれに気づかなかった。6話を1話として普通に受け入れて観てしまっていた。おそらく前にちょっとだけ見るかとどんな感じかだけ確認したときにクリックミスで6話に飛んでしまっていたのだろうと思う。

・「普通気付くでしょ」と思う人は是非6話を1話として観てみてほしい。普通に気づかないと思うから!若干説明省いてるなと思う面はあったけど展開的に「こういう関係性なのかな?」という風に予測しながら違和感なく見ることができた。

・ラブコメで出会いのシーンを描かないのはあまりない気はするけど、6話導入部の中学の時の友達に好きな人ができたという入りはいかにも新アニメの1話っぽいのである。しかも最後は仲直りするというまとめっぷりでこれも1話にありそうである。

・6話のラスト付近で1話の回想もあったが「今後この過去の意味深エピソードが描かれる感じか……?」とまったく違和感がなかった(こういうのよくあるし)。

・正直7話の時点で生徒会の話持ってきてたから「斬新だなー」とは思った。何の説明もなく生徒会に入ってるという展開で人間関係の説明もほとんどないという稀有な作品だと思ってた。

・さらにいえば8話で気づいたのも内容に違和感を感じたからとかじゃなくて「今何話くらいかな?」と思って話数を確認したからということが原因だった。もしかすると主人公のみつみ並みに鈍感なのかもしれない。

・逆に言うとアニメって6話から見たとしても違和感なく見れるんだなぁという発見があった。普通に違和感なく面白く見れた。人間関係を説明せずとも予想だけで補完できてしまうのかもしれない。単純に本作が面白いというのもあると思うけどこの現象は面白い。

・ここからは1話から最終話まで見た感想を言おうと思う。ただ一言「ゆづまこは至高」というその一言である。

・いや、他にも要素はありますよ……?もちろんいろんな良さありますけど一番大きいのってコレじゃないですか?この関係性は最高。個人的なツボに一番ぶっ刺さった関係性。お互いに第一印象は合わないんだけど本質的なところでは相性抜群という感じが最高。

・この作品って人間関係のリアルな側面も入れてきているというかミカの性格に関してもリアルな嫌さも含めるという感じでそのあたりをぼかさず描いていてなおかつ完全には否定せず様々な友人関係を上手く成立させているのがすごいと思った。

・もっといえばそういうネガティブな側面を描きつつもポップな味付けになっているのはなかなかすごいと思う。リアルさを求めるとどうしても暗くなりがちだと思うけどそれを求めつつも明るい雰囲気を崩さずにいるのがすごい。非常に楽しめる作品だった。


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