応援とは、を考えさせられる問題

最初見た時は「ほー」くらいに思ってましたが、

・「お前」は不適切

・子どもに悪影響

・発言者は監督

などという点が引き金になり、あれよあれよと炎上してますね

 

他球団のことなので内情については詳しく知りませんが、今回のこの決断は苦渋に満ちたものだったと思われます

 

 

 

 

以下、個人の意見ですのでご理解いただいた上で進めてください

 

 

 

 

「お前」という言葉

公営競技実況(戸田競艇の印象が個人的には強い)を中心に活動されているフリーアナウンサーの吉原完さんが、この件についてツイートしてました

元々は「神仏の前」という敬った意味の言葉だったのが、次第に雑に扱われるようになったらしい

 

確かに友達や後輩にしか使わない言葉ですね

 

自分の場合は後輩でも親しい関係の身内にしか使ってません

 

全く知らない・或いは仲良くない後輩に「お前」は使わないですし、その場合は名前か名前を使わない言葉(あのさ等)を使います

 

また年下で仲が良くても違う応援団の人であれば、同じく名前で呼ぶようにしています

 

本当に“身内”しか使いません

 

崇高な存在になりすぎてないか?

先程の「お前」という言葉の解説をみると「同等」っていう表記がありましたね

 

今回「お前」が問題にあげられた、ということを考えると

チームと応援団・ファンは同等ではない

と言われたようなものです(穿った見方かもしれないが)

 

確かにプロ野球選手は凄い努力を重ねて辿り着いた人達だと思いますし、こちらから「同等だろ!」と言うつもりはありません

 

ただ逆に「同等ではない!」と言われる筋合いもないんですよ

 

 

ここが今回のポイントに思います

 

言っちゃったんですよ、それを

 

しかも監督・球団が

 

 

 

応援は信頼関係

応援って言い換えると「赤の他人同士が集まって赤の他人に声援を送ってる」ことなんです

 

普通ではあり得ないですね

でもある人は応援そのものに元気をもらい、またある人は選手に自分を重ねて活躍する姿に元気をもらい、またある人は選手個人にとてつもない思い入れを持ち応援する

 

楽しみ方は人それぞれです

 

賛否ありますが、球団関係なく応援をするためだけに球場へ行く人も一定数います

 

 

いまや応援は「市民権を得た」ものになりつつあります

 

その尊いはずの応援が届くことなく(違った意味で届いてたが)、あてつけのように応援をやり玉にあげられた日には信頼もへったくれもないですよね

 

 

ちなみにGoogle先生で「尊い」を調べたら以下の回答をもらいました

両極端!

先程の話ともいい感じにリンクしております

 

 

 

ただ基本的には応援される側から「やめてほしい」と言われたら、応援する側はやめることがほとんどですし、その要請理由も大方は納得いく理由です
※自分も過去に経験あります(稀哲さんごめんなさい)

 

「勝利のためのエネルギーにならない」と言われたら違う手を考えるしかない

 

今までやってきたことに対して“NO”と言われた事実を受け入れるには時間がかかりますが、切り替えてやってくしかないのです

 

それも一つの信頼の形かなと思います

 

 

 

“時代”で済ませてはいけない

このツイートでも言ってるけど、現在のプロ野球を応援するには正直「壁」みたいなものを感じています

 

やっぱりどことなく“やらせてやってる感”を感じる時があるんですよね

 

 

自分が「私設」側の人間だからか?

 

本当に年々、各方面からの圧力をひしひしと感じています

 

ある程度予想はできましたが、まだまだ今後も出てくるんでしょう

 

 

極論を言っちゃえば「“応援”というコンテンツさえ消滅させなければ、私設だろうが公設だろうが客は入るから関係ない」と考える球団もあると思うんですよ

 

外野席はどこでも大方埋まってますし(内野の動員は球団・球場に魅力がないとしんどいと思うが)

 

諸々の状況を客観的に見て「私設」も潮時だよなとは思います

 

まぁこれは10年前から言ってたことなのでまだ延命する可能性もありますが、風当たりの厳しい状況には変わりありません

 

もうそういう“時代”なんですが、“時代”で簡単に片付けたらダメだよなという気持ちはあります

 

抵抗しないといけないものは抵抗するし、逆に有効に活用できるものは流れに乗って活用したいなと思います

 

 

 

おわりに

どんな素晴らしいプレーを見せようが、どんな素晴らしい応援をしようが、

最大の喜びは勝つことだと思いますよ

 

 

あと野球場は教育の場ではないからな

エンターテイメントであることをお忘れなく

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