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【プレミアム記事】失敗しない塾の選び方

こんにちは匿名先生です。

今回はプレミアム記事として、
教育業界に携わり様々な塾をみてきた経験から、
失敗しない塾の選び方をお伝えします。


ちなみに、
塾は文部科学省の管轄ではなく経済産業省の管轄であり、サービス業に分類されるということはご存知ですか?
そのため、参入障壁が非常に低く、資格も必要ないので「え?」というような方が塾を開いていることが多々あります。

サービス業であるということは、塾=教育というより、塾=営業という側面が強い塾も当然あります。
そのような塾はたいてい宣伝に力をいれます。仮に月謝が30000円だとしたら40%にあたる12000円は広告宣伝費に回っていると思ってください。
一方で、個人塾や少人数定員制で月謝がそこまで高くないような塾で存続している塾は(口コミで生徒が集まっている可能性が高く)一見の価値があるかもしれません。


さて、塾がサービス業であることを踏まえた上で、
本題の「失敗しない塾の選び方」に入っていきます。

最初に結論を言うと、
必ず複数の塾の面談を受けるです。

医療の世界でもインフォームドコンセントが定着してきています。
色々な治療法を様々な観点から知り、納得したうえで治療を受けるということを、ぜひ塾選びの際にも行ってください。

なぜこのことを伝えるかというと、
営業色の強い塾は、面談日当日に申し込みを迫ってきます。
しかも、相手は勉強(営業?)のプロですから、当日契約までの流れをノウハウを持っています。

最初から複数の塾の面談を受けると決めておけば、
何を言われても焦らず対応ができるでしょう。

また、面談を受ける際の固定の質問を持っておくと比較しやすいと思いますので、オススメの質問も紹介しておきます。

「塾に通わせた際、家ではどのように接するべきですか?」

「こちら塾の強みは何ですか?」

「入塾して何%が3カ月以内に成績が上がっていて、上がっていない生徒の原因は把握されていますか?」


さらに踏み込んだ情報をお伝えします。

よく宣伝している塾は注意
もちろんですが宣伝するのにもお金がかかります。そのお金はどこから出ているのでしょうか?もちろん生徒さまの月謝からです。
頻繁に宣伝を繰り返している塾は、生徒の出入りが激しい(退会率が高い)可能性が大きいです。

やはり最強の宣伝は口コミになります。すでに塾に通っている方から話を聞くことや、地元の誰もが知っているような塾は検討することをオススメします。

無料を推している塾は注意
なぜ無料を推すのか?を考えてみてください。
1、集客に苦労している
2、後々その分を回収できる講習がある
理由が1の場合、無料でしか人が集まらない塾ともいえます。
理由が2の場合、後々オプション等で費用がかさむことが目に見えています。無料に惑わされずに、しっかりと質で判断していきましょう。

講師がアルバイトの塾は注意
塾業界の悪しき状況と言えるかもしれませんが、ほとんどの塾はアルバイトに講師を任せている場合が多いです。授業料が割安なのであれば悪くないかもしれませんが、やるべき手術を看護師に任せてしまうようなものだと私は考えています。
ぜひ、「講師は社員の方ですか、アルバイトですか?」と尋ねてみてください。


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