全国の本屋の売り上げをある程度増やす変わった方法いくつか

私のnoteでは「世の中を良くするアイデア系」というマガジンを作って色々な業界へ変わったアイデアを提案している。
noteの記事は全て無料だ。金稼ぎ目的でやっていないので寄付も受け付けていない。

たとえば

というのはamazon prime videoやnetflix、hulu、その他サブスクで映像配信をやっているところがこのアイデアを実行すると、そのサブスクの会員数がかなり増えるだろうという面白いアイデアになっている。
ユーザーにしてもこの機能が追加されたサブスクはすぐに契約したくなる事間違い無しってくらい、めちゃくちゃサブスクが楽しくなるアイデア。
このアイデアで新しい映像作家も誕生していき、今後のサブスクの有り様が変わるくらい革命を起こす。

また、最近はゲーム業界ではグラフィック関係の制作コストがあまりにも増大しすぎてどのメーカーもかなり採算が悪化している。
これについては

という提案で業界のゲーム制作の仕組みを変えるべき時期に来ている事も提言している。
将来的には生成AIで3Dオブジェクトをモデリングして制作コストを下げられるにしても、それまでのつなぎとしてこの提案をしている。

他にもアニメ業界や漫画業界の利益を増やす方法も色々提案しているので私の「世の中を良くするアイデア系」のマガジンの記事は良かったら色々読んでみて欲しい。
 

さて今回は本屋の売り上げを増やす方法だ。
私が今回提案する方法も普通の人が考えるようなアイデアではなく、やはり変わった方法だと言えるだろう。
これで閉店していく書店を今後無くせるとは言えないが、ある程度全国各書店の売れ行きを増やす事ができるのではと思う。

<「通販ではなく本屋で本を買おう」という人をどう増やしていくか?>

今はアマゾンとかその他のサイトの通販で本を買ってリアルの書店では全く買わなかったり、買う回数をずいぶん減らしてしまった人が多いだろう。
「いちいち本屋に行かなくても自宅に届けてくれる通販で本を買った方が良い」と考える人もわりといる。
どこで本を買っても良いなら、「書店に行かず通販で買えばいい」と思っている人が多いわけだ。
でもどこで本を買っても良いなら、「通販ではなく最寄りの書店で買おう」という思考の人が増えると本屋の売り上げを増やす事になる。

全国の書店数は減ったとはいえ8000軒以上今もあるそうだ。
この8000軒全てではなくても全国の本屋で少しずつ金を出し合えば数千万円の金を集める事ができるだろう。
この集めた金で色々やり、「本屋に行って本を買おう」「今後は最寄りの本屋で本を買って支えよう」と思う人を増やしていくと全国各地の本屋の売り上げをある程度増やす事になる。

<最寄りの本屋に行く人を増やすための本を出してずっと売り続けるという奇抜なアイデア>

本屋に行く人を増やすための一つ目のアイデアとしては「本屋に行って本を買いたくなるような、本屋を応援したくなるような本を出して今後ずっと売り続ける」というのがある。

芸能人、小説家、漫画家、イラストレーター、音楽家、その他色々な分野の人達に本屋の思い出を語るとともに「通販ではなく本屋にも行って本を買い、最寄りの本屋さんを支えましょう」みたいな事を次々と言わせると、この本を読んで「今後はもっと最寄りの本屋でも本を買ってみるかな」と思う人が増えていく事になる。
書店員にも何人か参加してもらい、書店業界の苦境と最寄りの本屋をどうか応援してくれるよう訴えると、そういうのに弱い人は「今後は最寄りの書店でもっと買ってみるかな」と思うようになる。

最初は元から本屋によく通うような人達がこの本を買い出し、やがて普通に数万冊はすぐに売れるだろうからあとは「この本が売れています」のコーナーに面陳列してずっと売り続けるとたまにしか本屋に来ない人も買う人が増えていく。
ベストセラー化前でも面陳列するコーナーの近くに最初から陳列しておいて売れ行きを増やすのもあり。

本の内容が通販ではなく本屋で買うよう促す内容なのでアマゾンとかの通販サイトでこの本が売られるかは疑問だ。
しかしもしアマゾンとかでもこの本が扱われると普段ネット通販でばっかり本を買う人も話題の本だからと購入し、読み終わった後は「今後は通販ばかりでなく最寄りの本屋でも本を買ってみるかな」と思うようになる人が増えていくだろう。

内容的に「最寄りの本屋をもっと応援しましょう。通販ばかりでなくリアル書店でも買いましょう」という構成にきちんとなっているか確認してこの本を作ると良い。編集者、ライターの手腕に期待。
また最初はテキスト形式でこういう本を出し、第二段は漫画家、イラストレーターばかりを集めて漫画やイラスト形式の本屋応援本を出して「最寄りの本屋をもっと買い支えよう」と思う人をさらに増やしていくのも良いのではと思う。

SNSをやっている書店員はこまめにSNSで宣伝してこの本を読む人を増やしていくと、自分が勤めている本屋の売れ行きを多少増やす事になる。
この本が売れるほど本屋の売れ行きが増える事もあって書店員は積極的にこの本をSNSで紹介し、ベストセラーになるのはほぼ間違いないのでこれを出す出版社にとっても「確実に利益が出る美味しい本」とも言える。
気づいたら50万部、100万部突破している事も。

本の値段は700円かもっと安く出すと買う人が増えて、この本の影響で今後はより多くの人が本屋で本をもっと買うようになる。

<本屋巡りをより楽しくさせるには?>

今も通販ではなく書店に出向いて本を買っている割合が高い人は本屋の楽しみをよく知っている。
「本を買う」だけでなく「本屋の中を色々見てまわる」という楽しみも味わっているわけだ。
通販では味わえない独特のアトラクションとも言える要素が各本屋に備わっていて、書店員が選書した本を色々見てまわったり、ディスプレイを楽しんだりしている。
店によってはディスプレイをかなり頑張っているところもあり、そういう箇所では「ディスプレイの撮影を許可します」みたいな事をしたらどうだろうか?

本屋はディスプレイをこまめに変えているので、そのディスプレイを見たり撮影する目的で訪れる人を増やしてはどうかと思う。
お寺巡りがごとく本屋巡りをより盛り上げるための「撮影許可ポイント」を各本屋内にいくつか設けていってはどうだろうか?

本屋巡りの楽しさを知ると、最寄りの本屋だけでなくあちこちの本屋も見て回りたくなる。
また本屋を訪れると「見てるだけじゃなく何か買ってみるか」と思う人もわりといるので、本屋巡りを楽しむ人が増えるほど本屋の売れ行きも増やす事になる。

先ほど紹介した色々な著名人が参加する本屋応援本の中には「本屋巡りの楽しさとは?」をしっかり紹介するページも入れておくのが良いだろう。

 

少子化や人口減、物価上昇による所得減で今後も本の売れ行きは落ちていき、本屋が減っていく事は避けられないだろう。
それでも今回提案したような事をやって多少は各本屋の売れ行きを増やしてはどうかと思う。