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「考えすぎて脳が疲れてしまう」をどう解消するか?(脳疲労の軽減法)

記事の見出し画像はみんなのフォトギャラリーから、ちびっとさんの画像を使用させていただきました。


マインドフルネスというと瞑想というイメージがありますが、実際は「目の前の事に意識を集中する癖をつけて考えすぎを減らし、脳疲労を軽減する」という事もやらせます。
マインドフルネスの指導では、瞑想の指導と同時にそういう指導もよく見かけるでしょう。

脳疲労が進むと脳が正常に機能しなくなり、心や体に色々な不調が必ず起きるようになっています。
また脳疲労は仕事や勉強にも影響してしまいます。

脳疲労を溜めやすい人の特徴として「考えすぎる」というのがあります。
頭をあまり休めず考え事をよく行ってしまい、また何かやってる時も同時に別の事も考えてしまうため、「普通の人よりかなり脳が疲労しやすくなってしまう」という風になって、その脳疲労によりメンタルの不調が起きやすくなってしまいます。

この「考えすぎる」という事は日常生活では感覚の方に意識を向ける事をよくやると今後はずいぶんと減らせるようになります。

たとえば頭の中でまた色々考えが始まって止まらなくなりそうな時は、皮膚の触覚の方に意識を向けるという事をしてみてください。

具体的には、手で体のどこかを触れていたりゆっくりさすりながら、その部分の触覚に意識をずっと向けていると考えが収まってきて、脳がずいぶんと静かになるのを体感できるでしょう。

また、布団の中で横になっている時も考え事が止まらず眠れ無くなってしまう時がありますよね。
その場合は背中の触覚に意識をずっと向けてみたり、あるいは全身の力を抜いてその抜けた時の全身の緩いしびれのような感覚に意識を向け続けると、脳が静かになっていき寝付けやすくなります。

外を散歩している時も頭の中で色々考え事をしていると脳はどんどん疲労していきます。
でも景色を見ることにもっと意識を向けたり(視覚に意識を集中)、体に触れる風の感覚や服と肌の擦れる感覚などに意識を向けていると考え事も落ち着いてきます。

日常的に考えすぎて脳疲労が溜まりやすい人は、感覚の方に意識をずっと向けて考えを止めるという事を今後よくやるようになると、脳の疲れやすさもずいぶん減る事になるでしょう。

まずは二週間くらいこれを意識してやってみてはどうでしょうか。

クリエイターの方も脳疲労を軽減すると頭の働きも良くなって仕事にプラスになると思います。
休憩時間は考え事を止めて、感覚に意識を向け続けるという事をしてみましょう。