連載終了からある程度経った漫画は大幅な値引きセールをした方がいいかも

今は電子書籍で漫画を買う人もかなり多くなってきましたが、「連載終了から10年以上経過した漫画の場合は、一巻あたり100円や150円というセールをやって売れ行きを大きく増やしたらどうか?」と思ったりします。
まだ本屋にコミックが売られている最近の漫画で電子書籍版を大幅値引きセールするのは本屋でのコミックの売れ行きにかなり悪い影響が出るのでやめるべきですが、連載終了から10年以上経過した漫画の場合はもう本屋では売っていない事がほとんどなので、電子書籍版でいくら大幅に値引きしても大丈夫でしょう。

また、昨今は漫画の値段が上がってきていて、少年誌のコミックで一冊500円台、青年誌のコミックでは800円くらいするのも当たり前になってきました。(シャングリアフロンティアみたいに少年誌連載なのに一冊700円台のもある始末)
一冊だけ買うならともかく、複数巻買っていくのはためらわれる値段になりつつあります。特に青年誌のコミックは本当に高すぎ。
今のコミックがかなり高くなってきたからこそ、逆に「古い漫画の電子書籍を一冊100円や150円で売る」は大きなブームになりうると思います。

昔の漫画とは言え、「セール時に一巻あたりの値段を100円か150円くらいとかなり安くして売る」をやり、さらにkindle unlimitedで一巻や二巻(巻数が多い漫画はもっと)を試し読みできるようにすると、「この漫画面白いから全巻一気買いしよう」って人がかなり出てくると思います。

昔の漫画はドラマ化やアニメ化などした時以外はあまり売れないですが、このようにkindle unlimitedと併用して大幅な値引きセールを時々やると売れ行きもずいぶん違ってくるでしょう。
パソコンゲームの世界ではインディーゲームやフルプライスのゲームが頻繁にセールをやって、それで売れ行きをかなり増やしてメーカーも大きな利益を得ているというのがあります。
漫画の世界でも最近の漫画はともかく、連載終了からある程度年月が経過した漫画についてはインディーゲームのように大幅な値引きセールを頻繁に繰り返して売れ行きを大きく増やすべきではないでしょうか。

巻数が10巻を越えている漫画は一冊100円や150円セールが良いでしょうが、巻数が少ない漫画は一冊200円とかでもわりと売れるでしょう。
巻数が多い漫画で一冊200円やもっと高くなると売れ行きはあまり伸びないと思います。