見出し画像

リアルとSNSの使い分け

SNSは危険だから使わないほうが良いと思っていませんか?
しかし、SNSは危険だとSNSを完全否定してしまうと、これからの時代は損をする可能性があります。また皆さんが普段から何気なく使っているツールも実はSNSだったりします。だからこそ、SNSについて正しく理解する必要があります!


【はじめに】

SNSの可能性は無限大です。SNSのおかげで人生が一転したなんて話もあります。一方でSNSにおける誹謗中傷や事件は後を立ちません。SNSを使用する際は自分の中でルールを決める必要があります。ここではSNSの良い面と危険な面をご紹介し、注意点についてご説明します。

【SNSが自分の役に立つパターン】

まずはSNSの良い面をいくつかピックアップしてご紹介しま!

・就職(新卒・転職)


SNSでの繋がりから就職に繋がる事例が近年増えています。
SNSリクルーティングと言われており、特に海外で導入する企業が増えてきています
それに伴い、ビジネス系SNS(リンクトインなど)や副業・転職SNS(YOUTRUSTなど)などのSNSもあります。また、Twitterで発信活動を続けることで、ビジネス系のインフルエンサーとなる方も増えています。

・人脈が広がる

自分のキャリアを広げるのは 自分の能力×人脈と言われているほど人脈は大切です。

また最近では、社外の人との繋がりが一層重視されています。社内だけのリソースや人間だけでは、同じようなアイデアしか生れず、市場での競争力を確保することができません。そこで、会社どうしが協力して新しいイノベーションを起こそうとする動きが少しづつ増えています

・インフルエンサーになれる

インスタやYOUTUBE、ティックトックなどで、発信することでファンを増やし自身の認知度を上げることで、一般人がインフルエンサーになる事例が近年増加しています。

渡邊直美さんはインスタグラムでインフルエンサーとなった一人です。YOUTUBERのヒカキンなどもインフルエンサーと言えます。他にも美容系、料理系のコンテンツや、小中学生向けのコンテンツで人気を博しているインフルエンサーが増加しています。

そしてそれらのインフルエンサーが自身のオリジナルブランドを立ち上げ、一般消費者向けに販売するD2Cもトレンドになっています。また、インフルエンサーを利用して、企業の商品を紹介する、インフルエンサーマーケティングを行う企業も増えており、SNSを中心に、企業と一般消費者の新しい繋がりが生れています。

・共通の趣味をもつ友人


SNSを活用すれば、共通の趣味をもつ友人を作ることもできます。
ご存じの方も多いのところで言うとFacebookやmixiなどが趣味で繋がりやすいSNSです。
Facebookではグループという機能があります。このグループ機能を使えば共通の趣味や関心ごとを持つ人と繋がることができます。

・情報収集


インターネットの普及により、これまでよりも多くの情報にアクセスできるようになりました。またSNSを活用することで、瞬時に情報にアクセスできるようになりました。最近ではググるよりもSNSで検索するほうが主流となりつつあります。


SNSは上手く使いこなすことができれば、自身の人生を豊かにしてくれます。自分のキャリアがより充実する可能性があります。

しかし、一方で危険な一面もあります。

【SNSを利用する上での危険なパターン】

ここからはSNSを利用する上で起こり得る危険についてご紹介します。

・誹謗中傷に合う可能性、起こす可能性

SNSでもっとも問題視されているのが、この誹謗中傷に関する事柄だと思います。SNSでは相手の顔が見えません。相手の顔や反応が見えないため、リアルでは避けるような発言や行動をしてしまう可能性があります。また、自分の行動や発言に対する相手のリアクションが見えづらい事も、SNSで誹謗中傷が耐えない理由の一つであると考えられます。

自分が被害者にも加害者にもなり得るので十分に注意しましょう。


・リアルの自分とSNSの自分を混同してしまう

リアルの自分とSNSの自分を混同してしまうというのは、現実世界で孤独感や寂しさを感じた人がSNSに居場所を求めてしまった結果起こり得るケースです。このような場合、当事者は現実世界での振舞い方とSNSでの振舞い方が異なります。そのため、SNSでは自分を表現できたり、繋がってる相手とコミュニケーションを取ることが出来ても、現実世界でのコミュニケーションの取り方が分からなくなってしまいます。その結果、さらに孤独感や寂しさを感じるようになり、SNSの世界にのめり込んでしまいます。


・虚偽の内容の情報が広がりやすい

SNSの種類によっては気軽に拡散できるものがあります。特にTwitterは情報拡散の速度が他の媒体に比べて速いです。もちろん情報が拡散されやすいことにはメリットも多くあります。

反面、虚偽の内容の情報もかなりの速度で拡散されてしまいます。例えば、熊本地震の際に、Twitter上でライオンが逃げたというデマの情報が急速に拡散され話題になりました。

このように、SNSでは必ずしも正しい情報が拡散されているとは限りません。私たちが正しいと思う情報、緊急性が高い様に感じる情報、私たちが興味をもつ情報が拡散されやすい傾向にあります。皆さんが情報を拡散する場合は、その情報の出処や一次情報を必ず確認しましょう。情報の出処が分かる情報は比較的正しい情報と言えます。

ちなみに、熊本地震のときにライオンが逃げた情報を偽装した人はその後警察に逮捕されています。

【SNSを利用する上での注意点】

ここではSNSを利用する際の注意点をご紹介します。

・発言の内容に気を付ける

相手を批判する内容・人によって意見が分かれる内容はできれば発信を避けることをオススメします。確かに社会に対して声を上げなければならない場合もあります。また、呼びかけが必要な場合もあるかもしれません。芸能人やインフルエンサーなどのある程度発言力がある人が社会に対してSNSを通じて呼びかけをすることも増えました。しかし、まだSNS上で発言力を持っていない方は相手を批判する内容や意見が分かれる内容を発信する際には細心の注意が必要です。

・目的にあった使い方ができているかどうか

自分の目的にあった使い方ができているか、目的の範疇を超えた使い方をしていないかを常に意識する必要があります。使い始めた当初は気を付けていても、だんだん慣れてくると目的の範疇を超えた使い方をしてしまうことがあります。もちろん、計画的に目的を修正したり範囲を広げていくことも可能です。

しかし、目的にあった使い方が出来ているかをこまめに確認して楽しくSNSを利用することをオススメします。

・相手も人であるということを意識する

現実世界と同様、SNS上で私たちがやり取りしている相手も人です。私たちの発言を見たり、聞いたりして、自分なりに解釈したり、感じたりします。自分の発言や発信を見たときにどのように感じるかを意識することでよりSNSを安全に使いことができます。SNSでは自分が思っている以上に、過度に言いすぎることがある、自分が想定した解釈と異なる解釈をされる可能性があることは頭に入れておきましょう。

・怪しい内容の勧誘・美味しい話

1か月で月収100万円稼ぐことができる、誰でも簡単にお金持ちになれる、あなたも今日から遊んで暮らすことができるなどという、謳い文句でネットビジネスに勧誘されることがあります。そんな美味しい話ありません。簡単に稼ぐことができたり、何もせずに遊んで暮らせるようなことは決してありません。

一度に大きな金額を稼げるや楽して稼げるなどという、美味しい話は危険な勧誘だと疑うべきです。その情報の出処はどこか、発信源はどこか、だれが発信しているのか、発信者は信用できるのかなど、自分で情報の安全性・信憑性を調べるようにしましょう。間違っても美味しい情報を鵜呑みにしないようにしてください


ここでは3つほど上げましたが、注意するべき点はこれだけではありません。

【SNSとリアルの使い分け】


今の時代SNSは名刺になり得えます。就職活動においては学歴と同じレベルでSNSのフォロワー数が重視される世の中になるともいわれています。SNSでのつぶやきやアカウントのイメージが直接あなたのイメージに反映されます。

また現実世界のコミュニケーションと、SNS上でのコミュニケーションは若干異なります。自分は大丈夫だと思っていても、意識しないとSNS上で現実世界と同じようには振舞えません。

SNSを使用する上で大切なのは、現実世界が最優先事項でSNSはあくまで自己実現や日常を豊かにするために手段の一つであるという認識です。現実世界で叶えたいこと、やりたい事を実現するためにSNSで発信活動をする、多くの人と繋がるのです。だからSNSを通じて自分の日常や現実世界がより良くなるような使い方をしていただきたいと思います。

SNSは完全に危険な物ではありません。皆さんの使い方次第で、良いツールにも危険なツールにもなり得ます。SNSをうまく活用しながら、日常生活をより良いもにしていきましょう。

【最後に】

SNSで見えてる世界は氷山の一角に過ぎません。SNSを悪用する人がいることは事実です。もしかしたら相手に悪気はないかもしれません。しかし、SNSで出会った人とトラブルにあい、心に傷を追ってしまうこともあります。
SNSを使用する中で少しでも危険なことに巻きこまれている、なんだか不安だなどと感じたらすぐに誰かに相談するようにしましょう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?