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テキストだけじゃない返信

SNSでのやりとり

SNSでのやり取りといえば、コメントリプライチャット通話ライブ配信など様々な形がありますよね。
今回は音声のやりとりを除いて、コメントやリプライなどの「文字のやりとり」と言われる機能に注目していきます。
LINEやTwitter、Instagramやメッセンジャーなど、チャットのやり取りは今では最もメジャーな連絡方法であり、会話の手段です。
チャットの中で感情やリアクションをいかに上手く伝えるか、その手段はテキストだけではなくなってきています。

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テキスト以外の返信方法?

テキスト以外の返信方法と聞くと何が思いつくでしょうか?
LINEスタンプ、メッセンジャーのスタンプなどがまず思いつくかと思いますが、最近ではGIF画像や動画、画像を張り付けて返信する方法もあります。
Twitterのリプライなどでよく見られる画像返信や、InstagramでのGIFなど、様々な「テキスト以外の返信方法」について、どんなものがあるのか?どんな風に使えるのか?見ていこうと思います。
今回はスタンプ・画像・GIF・動画の4つにわけて見ていきましょう。

スタンプ

まずは多くの人が親しみのあるスタンプ。主にLINEやメッセンジャーで使える公式から配信・販売されているイラストのことです。
おはよう」「ありがとう」「ごめんね」など、汎用性の高い文字入りのものから、いつ使うのかわからないような面白系まで様々なものがあります。

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こちらのスタンプは [SYAWA cat] のうちの一つ。勢いよく起きるゆるい猫のイラストで、ワンタッチかつ可愛らしい挨拶を画面上で送ることができます。

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こちらも同じシリーズのスタンプですが、「おはー」から一転、「コロッケおいとくね」というセリフはおそらく正しく使う機会はなかなかないと思います。
ただ、チャットの合間にふざけてやろう、という時や、こういうスタンプを使ってのボケなどで遊べるので、連絡というよりおふざけ用、友達用という感じで使うものといった感じです。
私はよく人のチャットにコロッケを置いていますよ。

スタンプはチャット内の機能として備わっているため、ワンタッチで送信可能なことや、単語に合わせたサジェスト機能があることで簡単かつスピーディにやりとりを進められる利点があります。
「今起きた」と文字を打つより、おはようのスタンプをワンタッチで送った方が早い、という具合ですね。

画像

さて、次は画像での返信です。こちらも絵や写真の画像を使っての返信方法ですが、スタンプとの違いはその手間です。
スタンプは先述の通り、ワンタッチで選択・送信できるのに対して、画像での返信は画像フォルダから探し、選んで送るという手間がかかります。
一方、公式から提供されているスタンプ以外にも好きな文言や画像を送れるので選択の範囲はかなり広くなります。
LINEやメッセンジャーに限らず、TwitterのDMやリプライでも使われる場面をよく目にしますね。

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例えばこちらはいわゆるマジレスに対して使いやすい画像です。マジレスというのは、誰かのボケ発言に対して真面目(マジ)に反応(レスポンス)してしまうことです。
ボケやネタで盛り上がっているところに突然飛び込んできた人がマジレスをしてきたときに、上の画像のようなものを張り付けることで「ここはボケの場だ」と伝えるような使い方です。

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こちらは3枚の写真をつなげたものですが、発作から救急車で病院へ運ばれる様子を3コマでまとめています。
これは例えば嬉しすぎる情報を得た時などに貼ることで「このくらい嬉しい」ということを視覚的に伝えられます。
オタク界隈でよく見る画像ですね。
文字で「発作で倒れて病院に運ばれるほど嬉しい」と書くよりも、この画像の方がわかりやすいしダイレクトに伝わりますよね。

画像による返信はスタンプに近いといえば近いですが、多少の手間をかければSNSを選ばず、画像を張り付けられればどこでも使えるという利点があります。

GIF

次に取り上げるのはGIF画像です。以前にはGIFという言葉自体に親しみがない人がほとんどだったのですが、ここ数年ではSNS利用者のほとんどがGIF画像というファイル形式を理解している印象があります。
GIF画像というのはアニメーション画像のことですが、動画と違って音声はなく、あくまで「画像」の分類にあたります。

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こちらは猫と男性が交互に映されるだけのGIFですが見たことがある人も多いのではないでしょうか?
本当に具体的な意味のないGIF画像ですがワクワクするときなどに使われることが多いですね。
明日新作出します」などの告知に対してワクワクしている様を伝えるようなイメージです。

こちらも見覚えがある人、多いと思います。Party Parrotと検索すると出てくるGIFですが、元ネタはBBC番組で絶滅危惧種のカカポを特集した際の1シーン。
こちらはこの派手さや動きの落ち着かなさから、テンションの上がりようを伝える目的で使われる事の多いGIF画像です。

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他にも拍手や舞い散る札束など、動きがあることでより伝わる内容のGIFはチャット内やTwitterのリプライなどでも使われています。

GIF画像は対応しているSNSも増えているため、画像と同じく視覚的な伝達がしやすいことがメリットですが、検索や選択の手間が画像よりもかかるというデメリットがあります。

TwitterやInstagramではGIF画像のストックが用意されているため比較的使いやすいですよ。

動画

4つ目は動画です。動画を用いた返信は滅多に見ないかもしれませんね。私もあまり見かけませんが、ゼロではないので取り上げておきましょう。
動画といっても数秒の短いものを直接貼り付けるか、YouTubeなどの動画リンクを貼るという方法もあります。

動画を直接貼り付けることはできないので、例としてYouTubeの動画リンクを貼って例としてあげていきます。

こちらは「嫌なリプが来た時に」というタイトル通り、タンバリン奏者の大石さんが「ねえ、そのリプライ、本当に必要あったかな?」とタンバリンを叩きながら訪ねてくるという、なんとも圧の強い動画です。

本当に知らない相手でも、この動画が送られてきたらまた本気で返す気にはなかなかならないですよね。仲のいい間柄であれば笑えるネタとして受け止められるでしょう。

動画はGIF画像や静止画像のような簡潔かつ一撃で伝えるようなものではなく、音声と時間、動きの全てで内容を伝えることができるため、より強い印象や空気間を相手に落とし込むことが可能です。


まとめと注意点

さて、4つにわけたテキスト以外の返信方法をあげてきましたがいかがでしたか?
普段から使っている人、これから使ってみようかなと思った人もいると思います。

ただ一つ、画像や動画には著作権があるため、特に不特定多数に見られる場所での使用には権利の点で注意が必要です。
フリー画像などは自由に使えますし、個人間のチャット内などであれば大丈夫なことがほとんどですが、ネット上でのマナーや権利問題は難しいものですので、うっかり権利侵害してしまった、なんてことがないように気をつけましょう。

テキスト以外にもスタンプや画像添付を用いたやりとり、メール世代でいうデコメールや絵文字に通じるものがありますよね。
テキスト以外のもの・機能も使っていくことで、より電子文字のやりとりに感情を乗せられます。楽しくSNSを使いこなす上で、ひとつ取り入れてみてはいかがでしょうか。




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