特抜雑記vol.33 DiverSity Lights

お久しぶりです。特別抜刀隊の万唐です。

汗をあまりかかなかった日は、風呂をパスしようと魔が差しがち。寒くなっても外出たら風呂には入らないとね。

【先週どころか先月の作業報告】
◯2ndアルバム『HAND MADE EDEN』より
・『DISTRUST』を動画サイトにて公開しました

↓ようつべうらるさんみゃくhttps://youtu.be/cmfVgVA82QE?si=43G5Qbpd8uHwBzeH

・12月のデジタル配信の準備も最終段階に入っています。
当初の予定から何曲か足したり引いたりしたものの、最終的には7曲になりました。

◯新曲『DiverStiy Lights』動画サイトにて公開しました
・活動を始めた頃から、いつかLGBTQをテーマに一曲つくろうと考えていて、それがようやくひとつの形になりました。
ポリコレ界隈や環境活動界隈がなんやかんやと汚染されつつあるので、今こそ「言わんにゃ同意も同義」ということで、ひとつ主張をしてみるかと思い至ったわけであります。

・歌っているのは僕です。歌いました。cubase使いなのでSteinberg社(合ってるかな)のマイク一式を揃え、慣れないMIXに血反吐垂れ流しながら何とか完成させました。

・pitch correctをボーカル音源に適用して色々遊んでみました。いわゆるケロケロボイスを作るのに使用するエフェクターですが、数値を尖らせるとぐちょぐちょしたりクリアになったり、そんなランダム性(コントロール出来ていないだけでは?)に惹かれました。少なくとも、この曲の入っている3rdアルバム(タイトル未定)ではこの声で歌います。

・イラストはアイビスペイントを使っての初の全デジタルイラストです
彼/彼女、好きなように見てね!

◯特別抜刀隊エンブレム新調計画
・今のエンブレムはペイントとマウスで作った代物ですが、アイビスペイントさんのお力を活用して、デザインも少し手を加えて新しく作り直そうと計画しております。

・ついでにヘッダーも新しくしようかな〜とも考えています。
だって作って頂いた立ち絵がかっこよすぎるんだもん〜。他もクオリティ上げたくなるじゃん〜

報告は以上

 さて、いつぞやの雑記で宣言していた、ボーカルのスタイルを変更するという話。その雑記の中ではHAND MADE EDENの後、つまりは来年からと書きましたが(記憶が正しければ)『DiverStiy Lights』の原初の構想ができた時から、「持論を述べるのに他人に歌わせるのは違うな」と考えていました。
遅延させながら作るつもりが、勢い付いて年内に完成させてしまったので、少し早いですが公開することにしました。

これは自分の悪癖なのですが、完成すると急速に興味を失ってしまうのです。なので、まだ関心があるうちに投稿してしまうことにしました。さもなくば没にしてしまうだろう。
本楽曲から正式に切り替えることにしました。なにとぞ、よろしくお願いします…?

 それなりに良くできたと思いますが、唯一心残りがあるのはもっとEDMみを強めても良かったなと、気づかぬうちに守りに入っていた…。アルバムではバージョン違いが収録されているかもしれない。まぁぶっちゃけ、インストについてはそんなところで、あんまり話すこともないっつーか覚えてない。
歌詞について書いてみる。長くなるので飽きたらブラウザバックしてもらって構わない。

【異端を正当化するためのISHとは不本意だ】
まだ十代だった頃。女として扱われることに死ぬほどの嫌悪感を抱いていた頃。
男らしく振る舞っても所詮は「ボーイッシュ」止まりで、それがどうしようもなく歯がゆかった。
本音「男になりたい」→それを主張するのは怖い→ボーイッシュ程度で妥協している→建前「男になりたい訳じゃない」
この理論の上にいると思われることが不本意だった。
今はそこそこ折り合いをつけて生きているよ。
これは諦めじゃないぜ。

【『活動』を俗語にした者が求めるものは『真実』じゃない】
環境活動、人権活動、国家的活動etc…色々ありますが、その中から現れる、何かを勘違いした過激派。
こやつらのせいで『活動』という言葉に要らぬイディオムが生まれてしまった。
彼らは既に本来の『活動』から外れてしまっているので、もはや真実で世界を良くするより、嘘でも自身を正当化する情報が欲している、と解釈。

【権利が拡張が尊重が配慮がテロに成り下がる】
本来は良いものだったのに、上記のような人間のせいで近寄り難いものになってしまった概念たち。

【多数も少数もその他も各々言わぬなら同意も同義】
そもそも、この問題に気付いていない国民も多いのではないだろうかと。
「全ての人種が別け隔てなく出演できる」と聞けば、とても良く聞こえる。
その実「出演していない=制作者は差別主義者に違いない」の図式に変貌しているのが実情なわけで、だからこそ人魚姉妹の親がとんでもない貞操観念の持ち主になってしまったわけで。
このゴリ押しと無知が同罪とまでは言わないけど、容認、同意していると見做されても不思議はないでしょうね。

【このまま定義の中で生きるぐらいなら
規定の色 既存の虹 そこに居場所など無くていい】
自分はトランスジェンダー(LGBTQのT)ですけど、じゃあ全く自分の女らしさを否定するかと問われるとそうでもなくて。無論男の身体にはなりたい、けど時折スカートを履いて出かけたくなる日もある。今日はどっちでもいいや、という日もある。つまるところ、何者にもなれないのです。ならば、それでいいかなと。

【偶々与させただけの択一に 後天の夢を砕かせはしない 宣言(はた)を掲げ行こう】
択一、はもちろん性別のこと。後天の夢は…音楽家として一旗挙げたいなって………

          挙げたいなって!!!

宣言の部分は最初、レインボーフラッグのことを指してふつうに旗って書いたんですけど、なんかあの旗好きじゃなくて。
それなら、主張はきちんと言葉にする、という意味も込めて『宣言』としてみたらしっくりきました。

【知識で刃を研いでおけ 切りたいものこそ切るために】
なんやかんやで様々なことを様々な理由で学び始めて、ようやく世界を自分の五感で感じることができるようになってきました。
例えると、ミカンは皮ごと食うものだと思い込んでいて好きなやつは狂人だと思ってたけど、調べてみると剥いて食うものらしく試してみたら悪くなかった、的な。
ミカンは別に切って食べないけどね。

【『賢人』を自称する者が求めるものは『真実』じゃない】
一番とだいたい同じ。自分で自分のこと賢いとかマトモだって言うやつは、だいたいヤバイ奴(ド偏見)

【ゲームもマンガも映画の予告も評論のその割に
乱雑 画一 厚顔無恥の改変 踏みにじるのは見事】
これを言いたいがためにこの曲をつくったようなもの。
幸いなことに、今のところ自分の好きな作品はポリコレ改変されていないのですが、今後何があるか分からないので戦々恐々。

【誰かの世界を上書くことでしか
作り出せない 映し出せない そんな主張なら無くていい】
ちょっと主語がデカかったような気もしなくもないが、そんなにポリコレ主人公にしたかったら新しく作ればいいのに、その技量はないんかな。ネームバリューを利用するためとも考えられますが、いずれにしてもやめて頂きたいね。

【それでも彼奴らが破壊を望むなら
液晶の中で笑うあなたに命を賭けよう】
自分の好きな作品の中には多様性先進国()の米国発のものもあるので、原作者が自ら行うことは100%ありませんが、自称当事者からどんな難癖つけられるか分からないからね。

[繰り返しのため省略]

【そのとき音楽に何ができるだろう
無力な音 非力な声 せめてあなただけ守りたい】
自分が抗議に使えるものといったら音楽ぐらいしかありませんので、ではそれで何をどこまでやれるのか、そして勝算はあるのか、せめて推しだけは守りたい。

【この夜僕らの思想に火が灯る
涙の朝 後悔の手をここで断つために!】
過去作の『黒春』のゆるめの引用&タイトル微回収。
なんかカッコいいこと言いたかったんだ。

[繰り返しのため省略]

この曲も収録した3rd Alubum『Japanical Proletarier』(仮題)は、来年春頃の配信を予定しています。

それでは諸君。








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