特抜雑記♯16 嵐山春景色

 こんにちは。特別抜刀隊の万唐です。

 あちこちで桜が満開を迎え、いよいよ春の陽気となってきました。

 遂に我が家でも、そろそろこたつをしまおうかという話がにわかに囁かれ始めました。
 「朝晩はまだ寒いから!」と抵抗してきましたが、今朝リビングへ行くと電気ヒーター君が居なくなっていました。順当に行けば次はこたつであり、いよいよママ殿に白旗を挙げる時が来たようです。

 ぐっばいおこた ふぉーえばーおこた

以下本題
  先月、制作中のアルバム『一席』から『嵐山春景色』を投稿しました。
 今回はこの曲が出来た経緯をつらつらと。
 ことの始まりは去年末に行った日帰り神戸旅行から。当時制作中だった『KOBE city NEON town』の為の現地調査でした。
 (この曲に関しては過去の投稿を参照 ↓)https://note.com/tokubatutai/n/n5c5a73010c69

 南京町に観光に行ったり、自動運転のモノレールに乗って近未来を感じたり、オシャレなカフェで沢山パンを食べたりして、それなりに充実した旅のその帰りの電車の中で、この曲の原案が浮かびました。
 神戸旅行?とお思いの方、そうなんです。当初は神戸が舞台の曲でした。KOBEcity~ と対極の明朗な主人公が活躍する歌でした。
 仮タイトルは『KOBE city ARGENTUM cafeterrace』CAPSULEの『東京喫茶』のような雰囲気でデモ版を制作しました。(いつかどこかで公開します)

 ところで、2022年は3曲しか作れませんでしたが、色んな意味で迷走した年でもありました。
 「コードって何だ?てか音楽って何だ?どうやったら音が音楽になるんだ…?」と右往左往していました。
 その迷走の果てに、現実でも迷走し大雨の中を2時間サイクリングして腰を爆発させたり、初めて扱うCubaseが何も鳴かず血反吐をまき散らしたりしましたが、何とか生き延びて、そして迎えた2023年🐰

 初めに投稿した『不幸を何度でも』は一昨年の作品のリメイクです。比べてみると結構成長しています😀。去年と比べると、断然作業ペースが早いので、これはいけるぞと思い、アルバムを作ることを決意しました。
 リメイクや新曲を織り交ぜた全7曲のアルバム、その一曲目を飾るのが『嵐山春景色』なのです。なので、ある意味このアルバムを象徴しているのかと思いきや、残念ながら明るく楽しいのはここまでです。(!?)
 この後はひたすら…いや、やめておきましょう。

虚飾の道化師がいる時点で胸糞悪い展開は確定してるのですがそれは

 主人公は恋する乙女な訳ですが、恋する乙女ではない僕にとってはあらゆる工程が難しく、どこが完成なのか見えず、また大雨サイクリング√がチラチラ見え隠れしましたが、一生懸命記憶を漁ってみて、要らない事まで思い出して自滅しながらボロボロになりながら完成させました。
 でも、うーん、完成した物を改めて見るとなんか堅苦しい歌詞だな。

 神様、僕を可愛い女の子にしてください(懇願)

 手紙でしょうか、小説でしょうか、文学少女ってのはいいですね。(ポストも原稿用紙も歌詞に入れる隙間が無かったんだ)

 ちなみにこの曲も嵐山まで現地調査に行きました。

桂川に鴨がおりました🦆

 本当はトロッコ列車について描きたかったのですが、まだ冬だったので運行しておらず、資料無しでは生み出せないタイプの人間なので、仕方なくテーマを変更して渡月橋へ行きました。

 因みに、この記事を書いている今も現地調査中です!基本的に休日は現地調査か作業の二択です。
その曲はアルバム限定曲なので、どこに居るかは内緒です😆

 次に投稿するのは過去作のリメイクですが、もはや全く違う歌になりました…が、相変わらず物騒なお話です。

 それではまた来週!諸君ら達者でな


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