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青春の思い出の一冊はなんだろう

青春時代に読んだ本から一冊選ぶならどの本だろうか。
マンガばっかり読んでたから、その中から一冊は選びにくい。
何巻か続いたりするし。

本のジャンルを問わず、あえて一冊選ぶならこれかなぁ?
ただただ思い出の一冊。
今日は何書いていいか分からないので紹介。

年季が入った机と、年季が入った本

『漫画の描き方』
高校生の頃、初めてマンガ用の画材を買った時に、画材屋さんで買った本。
小学5年生の時からノートにマンガを描いていたが、ついに高校生になって画材を買うことに。
なんでか分からないが、ある日、母が画材屋へ連れて行ってくれたのだ。

当時はアナログに紙にインクで描く時代だった。
ペン軸やペン先、インク、原稿用紙、スクリーントーン(グレーの濃淡や模様をシールのように張り付ける画材)などを買ってくれた。

そのとき、同じコーナーに置いてあった、マンガ用画材を出している会社が作った漫画の描き方のこの本も買ってくれたのだ。
「基本編」もあるはずなのに、なぜか「カラー編・設定編」を買った。
たぶんこれしか置いてなかったんだろう。

でもこの設定編が、年齢別のキャラクターの描き分けや、表情の描き方、起承転結や登場人物の作り方とか、かなり勉強になる内容だった。
それまで我流で描いていたので、転機となった本かもしれない。

だからなのか、何十年も経つのに捨てられない。
べつに、これを手放しても痛くも痒くもないと思う。
でも体の一部がそぎ落とされてしまうような気がしてしまうのだ。
言いすぎだ。

マンガを描く青春だったな。
もう、昔の話ってこればっかではずかしい。
でもこれなのだ。



#書く部のお題で書いてみた
#そうだ 、本の話しよう。青春の一冊




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