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『強い』って何?vol.②人生良いことばかりじゃないけど〇〇出来る人って強いんだ。

 
こんにちは。とくです。
 
 
自分の未来を信じてますか?
 
【vol.1】では、信じる強さについて考えてみました。
 
苦しい時こそ、信じて疑わない。
 
これ、本当に大事なので
忘れないでくださいね。
 
(vol.1を読んでない方は是非読んでみてください)
https://note.com/toku1648/n/n90ba5e7fed72
 
 

いやぁ〜本当に人生って辛いこと、苦しいこと、
たくさんありますね。



逃げたい!
 
そう思うことも、何度も経験してきたんじゃないでしょうか?
 
でも今があるってことは
きっと、その辛いこと、苦しいことを受け入れて
頑張って乗り越えてきたんだと思うんです。
 
違いますか?
 
えらかったね、みんな。
頑張ってきたよね、あなたも。
 
  

受け入れる
 
それって簡単なことではなかったはず。
 
受け入れる前にはたくさんの葛藤がありますよね。
 
それを越えるのが難儀なもので…。
 
  

そこで、次は「受け入れる強さ」について
考えてみようと思います。
 
  

 
【vol.2】
 
⭐︎受け入れる強さ
 
 
今、あなたの目の前に
かつて経験したことのない恐ろしい問題が現れたとします。
 
例えば…
 
金銭トラブル
 
 
目を閉じて想像してください。
 
あなたは今日、たった1人の身内である父親によって
無一文にされました。



それまで必死に蓄えてきた貯金が全て抜き取られ
父親は逃げて姿をくらまし
回収することも出来ない。
 
手元にあるのは今週暮らせるかどうかのわずかなお金。
それでも子供たちには食事を与えなければいけない。
 
ただでさえ安月給で今日、明日を乗り越えたとて、お先真っ暗。
 
頼れる身内もいない。



さて、あなたはどうしますか?
 
 
先ずは、父親への怒りと憎む気持ちがフツフツと沸き起こるでしょう。
当然です。
 
先が見えない不安で泣き喚くほど、心乱れてしまうかもしれませんね。
 
何としてでも父親を探し出して
取り戻そうと躍起になるかもしれません。
 
 
でも、考えてみてください。
 
これらをしていたところで
現状は変わりません。
 
先が見えてくるわけではないんです。
 
手元のお金がなくなれば
子供たちに食事も与えられなくなる。

 
どうします?
 
 
お気づきでしょうか。

ここで「受け入れる」です。
 
 
悔しくて仕方がない。
でも今は現状を受け入れ、打開策を考えるしかないんです。
 
恨みつらみは一旦棚に上げて置くなり、
心の奥深くに眠らせるなりして
 
いち早く、今を生き抜く方向に
気持ちをシフトしなければいけません。
 
 
「受け入れる強さを持ってして戦う」のです。


この気持ちへの切り返しの早さが大事なんですよね。
 
受け入れられず1週間泣いていても
現状は変わらない。
 
でもいち早く受け入れて行動すれば、
その間にお金を作ることって出来てしまうじゃないですか。
 
そうしたら、子供たちがお腹を空かして泣かなくて済むんです。
守れるんです。
 
 
決して父親を恨んでも仕方がないとか
忘れろとかいうことではありません。
 
一旦、現状を受け入れ戦いに挑むを優先するということ。
 
 
実はね
戦うために必要なマインドって
マイナスの気持ちより
プラスの気持ちの方がいいんです。
ご存知でしたか?
 
あの野郎〜という恨みの気持ちより
子供達のために頑張るぞという前向きな気持ち。
 
後者の方が踏ん張りが効くし
強い力を発揮するんです。
 
そして何より自身のメンタルに優しい



戦う際は前向きな気持ちで! 
 

 
さて、これは例え話ですし
実際こんな父親いたら許せませんよね。笑
 

事例はどうあれこういうことです。 

 
起こった事態をいち早く受け入れる。
 ↓
プラスの気持ちを全力で押し出して戦う。
(恨みつらみなどのマイナスな気持ちは一旦後ろに隠しておく)
 ↓
今頑張ることが、必ず後に繋がると信じて頑張る。
 ↓
乗り越えられたら、隠してた気持ちと思う存分向き合う。
 
 
でもね、不思議なもので
 
乗り越えると、隠しておいた気持ち、どんなに強い負の気持ちだったとしても、
どうでもよくなってしまうんですよね。
 
だって、乗り越えたんだもん。
 
おめでとうございます。
あなたは勝者です。



あなたの頑張りに「乗り越える」という輝かしいご褒美が与えられたんですから、
もうあんな奴(事)どうでも良くない?ってぐらいには、強くなってると思います。
 
なっちゃいます。
 
知らず知らずのうちに
大きく成長しちゃってるんですよね。
 
素晴らしい。
 
厳しい経験が人を成長させるって
こういうことですね。
  

 
さて、では私の実体験を1つ。
 
 
我が娘、中1の2学期に不登校児となりました。



なんだか様子がおかしい。 
情緒が乱れてる。 
数日後、学校休むと言い出した。
 
はい、きたこれ、不登校の走りだ!
 
すぐにわかりましたが、ひとまず様子をみました。
 
そして、少しずつ
 
「話したいことがあったら話してね。
ママは何があろうとあなたの味方よ。」と
 
話せる場作りを始めました。
 
娘が全てを話してくれるのに、そう時間はかからなかったんですが、
 
そこに至るまでの娘の荒れ狂った様子や
娘の性格や、起きたこと、様々な点から察するに、もう簡単には学校に足は向かないというのがわかりました。
 
学校に行けない。
ならばこの子の毎日をどうするか?
考えたのはそこでした。
 
 
…気づきましたか?
 
ここでいち早く受け入れたんです。
学校に行けないという現状を。
そして打開策(ここでは娘の日常に笑顔が戻ること)を考えました。



「じゃあさ、毎日お家にいるのはあなたの今後の人生のために良くないから、やりたいことチャレンジしてみない?なんか夢はないの?」
 
「〇〇したい。」
 
え…
 
娘の口から出た言葉に驚きました。 
 
だってそれは、私が親になって以降子供にさせたくないことトップ3に入るものだったから。
 
一瞬驚きはしたものの
直ぐに言いました。
 
「よ〜し!じゃあ、ママと一緒にその夢追いかけよう!早速やろう♪」
 
あくまでも楽しそうに、娘の心がまた前を向くように、全力笑顔で、応援すると約束しました。
 
 
はい、気づきました?
 
ここも受け入れました。
 
娘が普通に学校に行けていれば
もしかしたら大反対したかもしれないことを
今の娘のために出来ることという想いだけで受け入れました。

 
言うまでもなく、それからの日々は二人三脚で夢に向かって歩くことになりましたが、本当に大変でした。 
 
仕事して、娘の行動にも同行して、
お金も飛ぶように出ていって…
 
でもやるしかなかった。
 
それが娘の笑顔のため。
彼女が自分の居場所で笑っていてくれるために、
母親には「やる」という選択肢しかなかったんです。



でも「娘の笑顔のため」
これほど前向きな気持ちって、母である今、他にはそうないと思うんですよね。
だから、頑張れました。
 
母強しってことですね。
 
 
そんなキッカケではありましたが
娘は、全力の笑顔と、傷ついたからこそ学んだ、人への優しさを心の柱に据えて、今もなおその道で頑張っています。
 

当時は周りにはいろんなことを言われました。
 
学校に行かせずそんなこと応援してるなんて…。
甘いんだよ、もっと厳しくしなきゃ。
 
耳に入る言葉には
だいぶ痛みを覚えましたが
 
「世間の目なんてどうでもいい。
娘が笑っていてくれればそれでいい。」
 
強くあろうと決意した気持ちを揺るがすことなく
応援し続けました。

 
彼女の心の傷が癒えるには実に9年という長い月日を要しましたが
今やっと、過去から逃れられたんだなと実感できます。
 
そして頑張り続けるその姿を見て
選んだ道は間違ってはいなかったと思えるし
 
現状をいち早く受け入れ
娘の居場所を探し
周りの言葉に惑わされず歩いてきた自分に
ご苦労様と言ってあげています。
 
 

と…いうことで
我が家事例でしたが、
 
 
もしもあの時、私が受け入れられなかったらどうだったと思いますか?
 
もしかしたら、娘はもっと心を病んでしまったかもしれないし、母親を憎んでたかもしれない。
笑えない人になってしまっていたかもしれない。
 
そう思うと震えますね。
 
 
起きたことは変えられない、消し去ることも出来ないんです。
 
受け入れるしかない。
 
受け入れて、じゃあどうするか?と
考え、行動できる力っていうのが
大事なんじゃないかと思っています。
 
 
もちろん簡単なことではありません。
 
私とて、まだまだ半人前ですから
時には感情が突っ走ってしまうことも無いとは言い切れないし。
(特に今問題が起きてないのでなんとも言えませんが笑)
 
 
感情だけではなく
 
例えば、出来ない自分を受け入れる。
 
そういうのもありますよね。
 
 
これも同じで
受け入れると、じゃあなんで出来ないのか?どうすればいいのか?って考えるじゃないですか。
 
それって、ちゃんと次のステップ踏めてるってことなんです。
 
だから成長する。



もしも今あなたが、自分の成長にくすぶっているのなら、その原因は…
 
「自分を受け入れられていないこと」にあるのかもしれませんよ。
 
  ・
 
  ・

ということで
実体験から学ぶ「強い」の奥義【vol.2】
受け入れる強さについてでした。
 
 
あなたは、どう考えますか?


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