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いま一番ハマっているヒップホップアーティストを語りたい - lil beamz, Tohji, ピーナッツくん

はじめに

私はここ最近ヒップホップにとてもハマっています。
今特にハマっているアーティストは次の3人です。

  • lil beamz (リル・ビームス)

  • Tohji (トージ)

  • ピーナッツくん

私はあまりヒップホップやラップに詳しくないのですが、それでも「狭く深く」といった仕方で自分なりに真剣に音楽を楽しんでいます。

この記事では、最近めちゃくちゃ聴いている楽曲を簡単に紹介します
それに加えて、好きなアーティストについて自分が考えていることを真剣に語ります
ご興味あるところだけでもいいので、よかったらぜひともご一読ください。

(記事タイトルの写真は仕事中に海に寄り道したとき撮ってもらいました)

1. lil beamz (リル・ビームス)

lil beamzに出会ったのは、5月に開催されたヒップホップフェスティバル『POP YOURS』の感想記事を書いたときにいただいたコメントがきっかけでした。

突如現れた音楽ソムリエ

初対面の方でしたが、いったい何を判断材料にしたのか、私にピンポイントでlil beamzというアーティストを教えてくれました。私はさっそくlil beamzの音楽をチェックし、衝撃を受けました。結果としては、音楽ソムリエの嗅覚はあまりに鋭かったのです。

lil beamz - I AM I (dir.ganache)

「I AM I(アイ・アム・アイ)」はlil beamz本人も認めている傑作です。
一回聞いただけでわかります。めちゃくちゃいいです
ビートは乗れるし、声もラップも好きだし、歌詞の内容もいいです。
初めて聞いたときは、めっちゃ笑顔になりながら叫んでた気がします。
よすぎるだろ…!><」って。

とりあえずMVが出ている5曲を聞いてみましたが、どれもかなりいい
このようなアーティストに出会えて、大当たりとしか言えません。

その後、「LIL BEAMZ 2,0」と「LIL BEAMZ IS LIL BEAMZ」というアルバムを購入しましたが、どっちもよかったです。
MVなしの楽曲も好きなものばかりで、かなり聞いています。

lil beamz - Light Speed DIO (prod by KNOTT)

Light Speed DIO(ライト・スピード・ディオ)もめっちゃいいです。
音楽体験として得られる疾走感と快感が凄まじいです。

「ダサいけど、それが今の自分やから、それを歌うしかない」

lil beamzは単純に楽曲がめっちゃいいんですけど、インタビューを読んで私は一層彼のことを好きになりました。インタビューで語られる考えと、リリックの内容との間に一貫性があるんですよね。そういうところも好ましいです。

特に好きな箇所:

別にDIO〔=原付バイク〕をカッコいいと思って乗ってるわけじゃなくて、DIOをネタにしてるわけでもなくて。ガチでDIOに乗ってるし、けどそれをカッコいいとは思わないでも、それが自分やってことを歌いたいというか。

【インタビュー】lil beamz|自分を認めて光となる

〔ヒップホップって〕根本的なマインドは「リアルなもの」ってところがあって。だから、僕もそういうのに感化されて、「ダメな自分を受け入れる」というか、ダメな自分も自分やし、DIO乗ってるのもダサいけど、それが今の自分やから、それを歌うしかないというか。それで嘘をついても、それはヒップホップじゃないし。ちょっと愚痴みたいになりますけど、今はそういう人が多くて、それはリアルじゃないというか。リアルじゃないって、「自分を認めてない」ってことだと思うんですよ。ダサい自分でも受け入れて作るっていうのが一番決めてるところですね。

【インタビュー】lil beamz|自分を認めて光となる

私は、今の自分は大したことないと自分で思っていても、だからと言って卑屈になってみたり、逆に無理に大きく見せたりすることなく、現状を堂々と受け入れて淡々とがんばっていくだけだ、みたいな人間のあり方が好きなんです。
一人の人間が偉大な存在になるのってそう簡単なことではないけど、現状が大したことないからといって、腐ったりせず、威張ったりもせず、「まあこっからがんばっていくだけですが」みたいなあり方ができたら、それってとっても気高いあり方だと思うんです…!
私はそういう考えをもっていたので、なんだかlil beamzが「そういうことをわかっているやつ」に見えてしまったんですよね。

もしかしたら、私自身が今年の4月から新社会人になったばかりで、知らないことだらけでもがいているような状況が続いているので、どこかlil beamzのこういったあり方に勇気づけられているのかもしれません。
私は今のところ社会人としてあまり大したことありませんが、かといって自分のことを卑下したくはないと思っています。
基本的に自尊心が高めなので、わからないことやできないことだらけだと、自分のペーペーさが自分の自尊心の高さに見合わないのでちょっとメンタルに悪いんですよね。
私は今後それなりにしっかりした大人になっていくつもりで、そのときをじっくりと待っています。焦らず、堂々としているつもりです。そして、このような心構えを何とか維持するための勇気を、音楽が(とりわけヒップホップが)与えてくれているのです。いつもありがとう。

2. Tohji (トージ)

Tohji - Super Ocean Man (Live at POP YOURS 2022)

ヒップホップフェスティバル『POP YOURS』のライブ映像です。
Tohji『Super Ocean Man』のライブパフォーマンスは、このときが初出しの新曲にも関わらず、全会場がブチ上っていました。

マジでめちゃくちゃかっこいい。この動画についてはそれが一番の感想です。

なぜかわからないけど、このライブ映像は何回でも連続で聞けちゃいます。
めっちゃかっこいいし、音楽として乗れるし気持ちいいし、勇気もらえるし元気もらえるし…。本当に最高だと思います!

(なおライブ映像じゃない音源の方もかなりいいです)。

Tohji - WATER WAY ft. Mechatok

Tohjiの最新ミックステープ『t-mix』(6/3リリース)に収録された楽曲のひとつ。

音楽として気持ちよくて好きです。

Tohjiはやけに彼自身のdickについて歌うのが好きだし、なんか性的な感じのこともよく歌うので、私はいつも少しだけ「うげーっ」と思っているのですが、まあ彼自身のことはアーティストとして好きですし、彼の音楽も大好きなので、彼のそういうところはいつも我慢してスルーしています。

「お前も誇りもて カッコよくあれ」

Tohjiはちゃんと世界に誇れるようなイケてるコミュニティを作ろうと、ファンに対して積極的に自分の考えを発信しており、個人的にはそういうところも支持できます。あくまでその一部にすぎませんが、例えば次のようなツイートを見てください。

Tohjiはファンに対して結構愛情もって丁寧に接しているように見えます。変な言い方かもしれませんが、Tohjiは彼自身が見据えている理想的な未来のために、ちゃんとファンを教育しようとしているタイプのアーティストなのです。
Tohjiは彼自身の音楽やカルチャーをもってして世界で勝負しようとしていて、世界中のファンたちから彼と彼のファンたちがどう見られているか、ということを敏感に気にしています。だから、世界から見て恥ずかしくないファンでいてほしいみたいです。「外国人に対して排外的な態度取るのやめろ」といった趣旨のこともよく言っています。
(そういった彼自身の考えに触れたい場合は、ぜひyoutubeやInstagramをチェックしてみてください)。
だからもちろん、Tohjiは外国人の音楽の真似事みたいなので満足する気は一切ないんですよね。

ファンを教育しようとしているのも結構なことだと思いますが、私は彼の教育内容(または彼のヴィジョン)にも割と共感しています。
ご紹介した一連のツイートからだけでも、以下のようなメッセージを受け取ることができると思います。

  • 受け身じゃなくて、自律的にかっこよくあれ。

  • 中身が伴う前から「俺らかっけぇ」とか言って気持ちよくなってんじゃねえ。

  • アーティストにコミュニティ自治を丸投げせず、ファン各個人でよいコミュニティを守れ。

Tohjiはカリスマ性があるアーティストのようですし、かなり自分に自信がある人なので、「俺は子どものころからずっと天才でいる」とか「俺の存在はウルレア(=ウルトラ・レアの略)」とかって歌っちゃって、これに勇気づけられたファンは思わず自己肯定感が高揚します。
しかし、それで考えるのをやめて、一方的に喜ばされて、カリスマから餌与えられるのを口パクパクさせてただ待っているようなファンにはなってほしくないらしいです。

私は、自分を含む一部の人には、たとえ実力が伴っていなくても自分の尊厳を保つためにはときとして無条件に「俺かっけぇ」って思いたいときがあると思います。ヒップホップの音楽はかなりそういう需要を満たしてくれるところがあると思っていて、そういうところも好きです。

しかし、やっぱりちゃんと中身の伴ったかっこいいやつでいたいですよね。それがきっとヒップホップで言う「リアル」ということの内容のひとつなんじゃないのかなと思っています。

あと、実際に実力が高まってからそれを誇るのももちろんいいとは思いますが、lil beamzのように「ダメな自分も自分やし、DIO乗ってるのもダサいけど、それが今の自分やから、それを歌うしかない」というような仕方で現時点での自分を受け入れる態度もめっちゃかっこいいと思います。
そういう自己表現のあり方は、まだ大してかっこよくない現段階において、尊厳を保つためにはかなり魅力的な選択肢だと思っています。自分を卑下しすぎるのも、誇大に捉えすぎるのも、あんまりよくない気がするので。

3. ピーナッツくん

2022/6/1にリリースされた、ピーナッツくん3rdアルバム『Walk Through the Stars』から特にたくさん聴いている2曲をご紹介します。

ピーナッツくん - PetbottleRocket

いい曲ですね~。ピーナッツくんの音楽どんどんよくなっていきますね。すごく好きです。
インタビュー記事で書かれていましたが、「これはマジで頑張ったナッツ!」とのことです。がんばって曲作ってくれるのは嬉しいですね。

ピーナッツくん - Walk Through the Stars

大変いい曲ですね~。音楽的な新境地の感もあってワクワクします。

3rdアルバム『Walk Through the Stars』については以前書いたnoteで詳しい感想を述べているので、ここでは手短に済ませます。
もしお時間あれば読んでみてください。

「好きな音楽とか好きなことをいまのノリでずっと続けていけたらな」

ピーナッツくんは、この2022年、幕張メッセで開催された大型ヒップホップフェスティバル『POP YOURS』には呼ばれるし、名立たるラッパーが招待されてきたラップ動画企画『Red Bull RASEN』にも呼ばれており、どんどん日本のヒップホップ業界でその頭角を現していっています。
昨年はヒップホップファンならほとんどが知っているラッパーインタビューチャンネルの『ニート東京』にも呼ばれて話題となりました。

私はピーナッツくんの音楽はなんだか楽しくて好きなんですけど、そうは言っても、ここまで注目されていることには戸惑いを隠せないというのが正直なところです。
一部のアーティストやメディアがやけにピーナッツくんのことを持ち上げるし、YouTubeのコメント欄やファンの書いた記事なんかでも過剰に見える言葉でピーナッツくんを褒めそやすものが見られるので、私は確かにいいとは思うけど、「そんなに言うほどか!?」とも思ってしまうのです。
(こういうことを言うと、「周りのことなんか気にするな」とよく言われます。けどすみません、私はまだいろいろなことに口を出したい人間なんです。これからちょっとずつ大人になっていくつもりなので、まだしばらく待っていてもらいたいです)。

その戸惑いを、私はぽこピー界隈で運用しているTwitterアカウントで次のように表現しました。

かなり勇気が要った本音

かなり勇気のいるツイートでしたが、意外にファンの人たちからいいねをもらえて、少し安堵しました。「中々言わないだけでやっぱり同じこと感じてた人いるよね?」と。

私は、正直に言うと、ピーナッツくんの音楽は「Vtuberの中ではすごい方だけど、本場のラッパーとしてはまだまだ」と評するのが適切なんじゃないのかな、と思っています。少なくとも、他のラッパーたちと肩を並べられるほどのものではないだろう、というのは実際のところヒップホップファンもぽこピーファンも多くが感じていることではないんですかね。

そして、そのような認識はピーナッツくん自身も抱いているところのものだろうと思います。例えば、POP YOURSに参加決定したときも、

ピーナッツくんは「そうそうたるメンツの中に混じっちゃってド緊張ナッツ」とツイートしています。つまり、まったく自分が他のラッパーたちと同レベルだとは思っていません。
また、『Red Bull RASEN』のときも、

「まさかの」「お邪魔しました」という認識なんですよ。

RASENのインタビューを見てもわかりますが、めちゃくちゃ緊張していて、他のラッパーたちにビビっているし、

最初はフリースタイルというより、曲を作るのが楽しかったですね。当時MCバトルが流行りかけていて、見るのは本当に好きでしたけど、自分のレベルがそこに到達してなかったので、バトルに出るなんて無理だなと思って、楽曲を作るのを楽しくやっていましたね


ピーナッツくんインタビュー『怖いひとたちだったらどうしようとかすごい心配してて…』

と語るように、ピーナッツくんは彼自身のラップ(フリースタイル)の実力をまったく過信していません。

しかし、ヒップホップ業界におけるピーナッツくんの近年の成り上がりは凄まじく、どんどん注目を増す一方です。

私がこの記事を公開した日、次のようなコメントをいただきました。(初対面の方です)。

コメントいただけて嬉しいです

元々他のラッパーを好んでいた人間が、やけに頭角を現している黄色いゆるキャラがいると聞いていざラップや音源を聞いてみた結果、「レベルが低い」「ワードが幼稚」「音源はどれもお遊戯会レベル」といった感想を抱く構図…。

これに対して思うのは、一方で「ちょっとチェックしただけで言いたい放題だなぁ」ということ(特にピーナッツくんのリリックは結構いいものだと私は思います)、他方では「まあそういう感想も出てきますよね」ということです。
あんまり実力が身につく前から大舞台に立ちすぎると、こういう言葉を向けられる機会も出てくるよな、と思ったものです。

私はきっとこうなることをずっとどこか不安に感じていたんだと思います。
Vtuberにしてはすごいけど、ラッパーにしてはまだまだ」と言えるだろうピーナッツくんが、ここまで目立っていたら、ちゃんと悪いものは悪いと言える人の多いヒップホップ界隈では厳しい言葉を向けられることもあるだろうな、と。
それなのに、優秀な音楽家やメディアたちに目をつけられて、ピーナッツくんは誰にも想像ができないような速度でその名を轟かせつつあるのです。この点に関しては、例のコメント主が次のように譲歩してくれています。

一瞬でピーナッツくんの魅力と地固めを察するコメ主

私は「みんなピーナッツくんをチヤホヤしすぎじゃない? まだ実力がそこそこのうちからそんな大きな舞台へ持ち上げちゃって大丈夫?」とどこか及び腰になっていましたが、どうやら「周囲を惹きつける力もピーナッツくんの実力のうちだ」と捉える路線があるようです。
もしかするとこれまでそういうことを言っているファンのコメントを見たことがあったかもしれないんですけど、ピーナッツくんに対して批判的な人がそう言ってくれたので、初めて響いたかもしれません。

「ピーナッツくん、いったいどこまで行っちゃうんだろう」といった期待と戸惑いを抱かせるほどの快進撃を見せるピーナッツくんですが、RASENのラッパーインタビューでは次のように締めくくられています。

将来の展望は……本当に目の前のことをただひたすらにやっているだけなので。でっかくなっていきたいというよりは、好きな音楽とか好きなことをいまのノリでずっと続けていけたらな、と思っています。

ピーナッツくんインタビュー『怖いひとたちだったらどうしようとかすごい心配してて…』

いや本当に「好きな音楽とか好きなことをいまのノリでずっと続けて」いってください…!
本人がぶれずにやっていけるのなら、何も心配することはありません。

ピーナッツくん(とぽんぽこさん)が生み出す作品やその活動の軌跡は、本当に刺激的でそのどれもが個人的にかなりおもしろいものばかりなので、これからも楽しんでいきたいと思います。

私もピーナッツくんの思いをどれくらいちゃんと理解できているか自信があるわけじゃないけど、これからも自分なりに応援させてもらいます。がんばってください!

4. ヒップホップの嫌なところと好きなところ

最後に、自分がこれまでヒップホップ文化に触れてきた範囲内で自分なりにヒップホップに対して思っていることを語ります。

ヒップホップの嫌なところ

個人的にヒップホップ文化の好きじゃないところを述べていきます。

  • 危険な薬物に肯定的なところ

    • 日本で違法の薬物の多くは人々の生活を悪い方向にもっていく可能性が高いと思っているし、若い人たちの人生がむやみに台無しにされるイメージがあります。それゆえ、個人的にはヤだなーと思います。

  • bitchとかfuckとかすぐ言うところ

    • あんまりそういうこと言わない方がいいんじゃないですかね

    • 下品だし、むやみに言ってるのはダサくもある

    • いかにもヒップホップっぽい言葉なんだろうとは思いますが、「外国の汚い言葉を安易に使うなよ、しょぼい感じするから」と思っています。

ヒップホップの好きなところ

ヒップホップ(の一部のアーティスト)に対して個人的に共感できるところ、好きなところを述べます。

  • 本音でしか語れないところ

    • 不安も憧れも正直に言ってくれるの好きです。

    • lil beamzはそういうタイプに見えます。

      • 「I AM I」で”I don't lie 嘘 I don't like”って歌ってるし。

      • 「俺は最高だって信じたい」とか、「気持ちは主人公でありたい」など、あくまで願望に留まっているのも正直で好き。

    • MallBoyzのクルーについても「ピュアすぎて人間関係うまくいかなかったようなタイプが多い」といった趣旨のことがTohjiから語られていた記憶があります。そこには勝手に共感してるかもしれません。

  • 気に食わないものについて悪口を言える文化。大したことないものについてはちゃんと批判することができる文化。

    • 褒め言葉だけでなく批判的なことも言えるのは本当に生きやすいです。

    • 嫌なものは嫌だと言いたいんです。言わせてほしいです。あなたも言っていいんですよ!

      • 自分の褒め言葉を底の浅いものにしてしまわないためにも、本当にいいと思った作品にだけ「いい」と言い、好きなアーティストの作る大したことない作品に対しては、(好意的でもいいとは思いますが)それなりの反応に留めておくのもよいと思います。

      • 自分の感受性を鈍らせないためにも、好きなものに対しても多少は批判的な姿勢をもっておくことは大事だと思います。

    • かつてとある別のVtuber界隈にいたころは「ファンならば全肯定。否定的なこと言わないで」という空気感を自分は勝手に感じていて、かなり息苦しかったです。その点、ぽこピー界隈は比較的マシだと感じています。(本当にかなりありがたい点なんですよね)。

  • 自尊心を高く保つための戦いに大きな力を与えてくれるところ

    • ヒップホップにはこの点でずっと助けられています。いつもありがとうとしか言えません。

おわりに

好きなアーティストについてずっと考えていたことを表現する機会が得られて、心から嬉しく思います。
新たな発見もあったので、この記事を書いてよかったなと思います。

やはり、音楽を楽しんで聴きつつ、ときどき考えていることを表現するというのが、自分にとって音楽の内容豊かな楽しみ方となっています。
闇に飲まれない範囲内で、自分の「好き」にも「嫌い」にも正直でいたいなと思います。

読んでくださった方は本当にありがとうございます。
これからも音楽を自分なりの仕方で楽しんでいきたいですね!

おわり

補足

この記事を最初に公開した時点では、私はピーナッツくんやその周囲の人々についてネガティブなことをもう少し言っていました。しかし、この記事にコメントをいただいたことでいくつか発見を得て、自分の感情を言語化することができ、整理をつけることができたので、今はかなりマイルドになっています。
一応補足しておきます。

追記(2022/07/05)

この記事ではピーナッツくんについて批判的なことを書いています。なぜそういうことをしたくなったのか、自己分析したのでメモします。
この記事に書いたことはすべて本心のつもりですから、ここでは記事に書いてない心理をメモしておきます。

  • ピーナッツくんワンマンライブ東京公演のライブチケットが取れなかったの許せなかったから。

  • ヒップホップ業界のことをよく知らないからこそ、なんとなくのイメージで「ヒップホップ業界はすごいところなんだろうな。ピーナッツくんはそこでは力及ばないんじゃないのかな」と思いそうになっていた。

  • 自分ではピーナッツくんの音楽のよさや可能性をうまく説明できないので、誰かに噛み砕いてわかりやすく説明してほしかった。そういう親切な人に登場してほしくて、ちょっとした挑発としてこのような記事を書いたところがあったのかもしれません。ピーナッツくんの音楽のどの部分がどのようによいのかを、必要以上に難しい言葉を使わずにできる限りわかりやすく説明してほしいという思いがあります。

けど、今となっては、ピーナッツくんのライブはyoutubeで無料生配信してくれたし、最近になってピーナッツくんの別の音楽活動であるレオタード・ブタとヤギ・ハイレグの楽曲を聴き始めて、「やっぱりピーナッツくんの音楽、自信をもってすごいって言えるや」という気持ちになりました。
ピーナッツくんの音楽のよさを一度疑ったことで、むしろ今ではそれを強固に信じられるようになった感じがしています。

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