移転/営業代行運営企業のギグセールスが同エリア内で再拡大

営業フリーランスの採用・育成・マネジメントを行っているベンチャー企業が拠点を恵比寿エリアにて拡大移転を行った。

移転を行ったのはギグセールス株式会社。BtoBセールス支援事業として営業代行に大きな強みがある会社だが、営業代行のノウハウを基に営業未経験〜営業職/フリーランス〜採用といったBtoC向けの事業といった業務の拡大路線に向かっている。

ギグセールス社が前回移転を行ったのはなんと2020年の11月であった。わずか8ヶ月の短期間で更にオフィスフロアを拡大しているという急成長である。

会社概要と業績

ギグセールスの設立;は2017年3月1日となり、設立まだ5年も経っていない急成長スタートアップである。主な業態はBtoBマーケティング・セールス支援事業を軸にしている。

ギグセールスは創業期より、BtoBの営業代行事業を行なってきました。また2020年に営業フリーランス向け講座「ギグセールスアカデミー」も開講し勢いをつけている。

移転の背景と成長を支えるオフィス

移転の背景は業務拡大であるが、実はこの移転には2020年に入居したリードシー恵比寿ビルに特徴がある。

同社の移転したビルはスタートアップを応援するというメッセージの元、入居時からあらゆる設備が揃っている特徴がある。恵比寿駅徒歩圏内ということもあり、都内近郊からも抜群のアクセスも魅力である。

リードシー恵比寿ビルは、近年セットアップオフィスという形で募集している物件になり。室内の内装やオフィス家具などを備え付けにしており移転企業が内装の時間や家具といった固定資産を持たずに移転できる部分に着目したビルである。

また、内装工事の原状回復などの時間も既存のビルに比べて短く設定できるといったメリットもある。その分賃料単価は周辺のオフィスビルに比べ高めに設定されている。

移転先のオフィスビルについて

移転先は COM・BOX ビルの4階である。1フロアあたりの面積は約55坪になり現在のオフィスから2倍近い拡張移転を短期間に行った計算になる。セットアップのオフィスと比較すると坪単価目線での賃料は安くなるので月額での負担は若干増額する程度の見通しである。

実際の立地もリードシー恵比寿ビルから徒歩圏内の目と鼻の先ともいえる場所になり同社にとってはタイミングもよく拡大移転先に移ることができた結果となる。

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