移転／内幸町に広島大学の東京オフィス

大学の東京オフィスが移転する見込みである。移転を行うのは広島に所在する広島大学だ。移転先は内幸町にある幸ビルの模様だ。

法人の業種や業態

広島大学は、日本で最も多くの前身校をもつ大学である。

明治35（1902）年、全国で2校目の中等教員養成機関として創設された広島高等師範学校、ほかにも広島文理科大学、大正9（1920）年には広島高等工業学校として創設され、また現在の医学部は広島医科大学が昭和28年に統合され、医学部となる。

9校におよぶ前身諸学校があり、その合併や統合により現在の広島大学となった。

現在において文部科学省が実施しているスーパーグローバル大学事業のトップ型指定校

スーパーグローバル大学創成支援：文部科学省

また研究大学強化促進事業の支援対象機関でもあり、旧官立大学の一つだ。

移転の背景や経緯

そもそも広島大学の東京オフィスは首都圏における教職員の活動を支援するほか、本学の学生が首都圏で行う就職活動などを支援する目的で立ち上げられている。

学校としての機能は広島にまとめられておりあくまでもサテライト&支援機能としてのオフィスになる。

現在の田町オフィスは東京工業大学のキャンパス・イノベーションセンター 施設内にある。この施設は全国各地の国公私立大学がオフィスを置き、教育・研究・社会貢献・産官学連携など、大学が持つあらゆる機能を展開している。

同大学は2020年にイノベーションセンター内で拡大移転をしている。

広島大学東京オフィスが移転しました