見出し画像

移転/すきまバイトアプリ運営のタイミーが汐留へ拡大

すぐ働けてすぐお金がもらえるスキマバイトアプリ、Timee(タイミー)を運営するタイミー社がオフィスを移転する模様である。同社は池袋を代表するオフィスビルであるハレザタワーに入居しており事業拡大の移転を行うものと推定される。

空いた時間にピンポイントにアルバイトを入れられるという斬新なビジネスモデルで大きく事業を拡大している企業である。

会社概要と業態

タイミー社は2017年8月に設立企業である。アプリケーションの企画・開発・運営を主事業としている急成長スタートアップ企業である。

2018年にスキマバイトアプリ「タイミー」iOS版配信・サービス開始し、また同年8月 藤田ファンドなどから総額3億円の資金調達を実施すると言った注目企業である。

当時、現役の大学生が設立したスマートフォンアプリであり、アルバイトの新しい働き方としてTBS系列の番組などで度々紹介された

2019年「タイミートラベル」の前身のサービスである「ただ旅」のベータ版を提供「タイミー」Android版の提供も同年に開始された

2021年にはギグワークス研究所を設立、オウンドメディア「ギグラボ」開始する。

提供サービスについて

「働きたい時間」と「働いてほしい時間」を
マッチングするスキマバイトサービスのTimee
働き⼿は、働きたい仕事を選ぶだけで、履歴書・⾯接なしですぐに働くことができ、勤務後すぐにお⾦を受け取ることができるというビジネスモデルだ

https://timee.co.jp/

地方で「働く」体験を通じて、
第二の故郷を見つけられるサービス

また第二の柱として、地方での仕事や生活を体験したい人と、人手やスキルが欲しい地方の事業者をマッチングするTimeeトラベルも展開している

出資・資金調達状況

2022年11月には、みずほ銀行、三菱UFJ銀行、りそな銀行などの大手銀行からの借入により、総額183億円の資金調達を実施しており2023年時点での総額は約273億円である。

同社は2018年に約5600万円の資金調達を実施
株式会社ジェネシア・ベンチャーズ、株式会社サイバーエージェント・ベンチャーズ及び、株式会社ガイアックスなどが引受先にて最初の資金調達を行った。

2019年にはアプリリリース後に20億円の資金調達を実施。サービス開始1年2ヶ月でジャフコ・ミクシィ・SBIインベストメントなどからシリーズB資金調達を行っている

その後2021年にはKDDI open innovation fundより資金調達、また同年2021年9月には海外機関投資家を中心に総額53億円のシリーズD資金調達を行っている。

移転背景と目的

同社はTimeeトラベルとTimeeの2軸での事業発展を行っている、コロナ禍であってもここ2年間で地方展開も注力している模様である。各地方都市での拠点を増加させている背景がある。

今回は池袋オフィスからの拡大移転により約2倍前後の本社オフィス拡大先を探しているという話があった。また同社は取引先や資金調達先などは多くが港区エリアに固まっている関係もあり現在の池袋での利便性などの改善も検討されていたという話もある。

ここから先は

589字 / 1画像

¥ 123

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

主にオフィスに関する不動産知識や趣味で短文小説を書いています。第1作目のツボ売り、それ以外も不動産界隈の話を書いていければ良いなと思っています。 サポート貰えると記事を書いてる励みになります。いいねをしてくれるだけでも読者がいる実感が持ててやる気が出ます