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拠点/MFPR渋谷にmoomoo証券株式会社の一部機能

渋谷のMFPR渋谷ビルにNasdaq上場会社が提供するmoomooアプリを運営するmoomoo証券がオフィスを設ける模様である。現在は表参道のパラシオタワーに入居しているがこれはレンタルオフィスを利用しているという情報がある。

会社概要と業態

moomooは世界をリードするフィンテック企業グループが開発した次世代アプリです。世界1900万人に認められ、リアルタイム株価と先進的な分析が行えることに強みがある。

日本では2022年10月31日にmoomooアプリが上陸し本格的な稼働は2022年の年末に入ってからであった。

2022年9月ひびき証券からmoomoo 証券へ社名変更
前身となったひびき証券株式会社は、大正2年創業、大正9年に設立された老舗の証券会社である。
大阪に本店があり、東京に1支店と分室を1つ置いている。 取引業務は、株式・債権・投資信託の委託売買など。 私募ファンド運用や、アドバイザリー業務を主に行っていた。
日本でmoomooを推進するために名称及びサービス概要を大きく変えていったものと思われる。

提供サービスについて

moomooは、世界200か国と地域、1,900 万人以上のグローバル ユーザーから認められた最先端サービスを提供するアプリ運営サービスとなっている。

代表取締役社長を伊澤 フランシスコ氏にしており、同代表はサクソバンク証券株式会社社長などを経ている。
その経歴はソシエテ・ジェネラル証券やリーマン・ブラザーズ証券などの大手外資系証券会社のトレーディング部門で株式およびデリバティブ取引の経験を積んだという筋金入りの金融プレイヤーである

移転背景と目的

同社はの本社機能は蛎殻町に構えており、これがひびき証券の名残ともいえる。現在蛎殻町の本社と大阪の第一住建裁判所前ビルにオフィスを構えており、青山パラシオタワーのレンタルオフィスに東京支店を構えている。

実質東京支店が主なmoomoo運営の部門が立地とオフィスの拡大目的で移転すると考えられる。渋谷は現在都内有数のオフィス争奪エリアだ。新築のオフィスビルは坪単価が高く既存のオフィス募集床をコストパフォーマンス良く入居したい成長企業で溢れている。

渋谷の新築オフィスは軒並み3.8万円から4.2万円の水準まで上がっておりフロアも大きいためスタートアップの誘致は苦戦が続いている。しかし今回の移転のような200坪前後のオフィスビルの引き合いは依然として衰えていない。

<MAP>

渋谷区渋谷1-2-5

[移転の概要]

企業名 :moomoo証券 東京
移転目的:拡大
エリア :渋谷区

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主にオフィスに関する不動産知識や趣味で短文小説を書いています。第1作目のツボ売り、それ以外も不動産界隈の話を書いていければ良いなと思っています。 サポート貰えると記事を書いてる励みになります。いいねをしてくれるだけでも読者がいる実感が持ててやる気が出ます