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移転/セキュリティプラットフォームのサイバーリーズンが移転

AIを活用した企業向けサイバー攻撃対策プラットフォーム EDR(次世代エンドポイントセキュリティ)を提供しているサイバーリーズンが宝町のオフィスビルへの移転を行った。

会社概要・業態

サイバーリーズンはイスラエルで2012年に創業された外資系企業である。Cybereasonプラットフォームを発表し米国およびイスラエルでアーリーアクセス用の複数のサイトに同プラットフォームを展開した。

この会社はソフトバンク社の出資先の一つであり、2016年にソフトバンク株式会社と共同で、サイバーリーズン・ジャパン株式会社を設立したという背景がある。

セキュリティのトレンドは日々変化をしておりEDRやSDPという単語を頻繁に耳にする機会も増えた。EDRとは「Endpoint Detection and Response」の略になり、コンピュータウィルスの侵入や感染を侵入後いち早く検知・除去できるよう仕組化されたセキュリティを指す。同社はサイバーセキュリティ分野の中でもこのEDRに強みを持つ。

移転の背景について

今回の移転に至るまではソフトバンクのオフィス内にあり汐留住友ビルに入居していた形である。移転の経緯は定かではないがソフトバンクは汐留住友ビルから撤退し竹芝へオフィスを設ける事となり、同オフィスの退去はある程度決まっていた、今回の選択肢ではソフトバンク内には収まらずに新しいオフィスへ移転する選択をした模様だ。

移転先のオフィス

移転先のビルは八重洲宝町ビルの5階である、旧オフィスに比べると竣工も古く落ち着いた印象を受ける物件ではあるもののいくつか魅力的なオプションがあり同社が選択したと推定できる。

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主にオフィスに関する不動産知識や趣味で短文小説を書いています。第1作目のツボ売り、それ以外も不動産界隈の話を書いていければ良いなと思っています。 サポート貰えると記事を書いてる励みになります。いいねをしてくれるだけでも読者がいる実感が持ててやる気が出ます