しっかり恩返しできているだろうか。
しっかり恩返しできているだろうか。
時の流れは残酷で、しっかりと掴んでいないと
するするとその手の中から零れ落ちてしまいそう。
就活の時は本当に何をしたらよいかわからなかったし、文字通り「もがいていた」時期を経験した。
今もそこまで変わらないけれど、就活当時はもう答えを出さないといけないのかという「焦り」と「不安」で毎日が怖かった。
やはり僕の原体験はCRAZYでのインターンなのだなと今も強く思ってる。
内定も決まり、ただどこかまだ迷っていた大学4年生の夏。
うだるような暑さの中、バイトに向かう途中にもらった友人からのLINE。
「たくに合いそうな会社みつけたよ」
と、一言とともに送られてきたURL。
絶賛迷走中だった僕はすぐそのURLを開いた。
ビジョンから圧倒された。この会社に触れられれば、何か自分が変われるかも。そう信じ、採用イベントにエントリーした。
結果は残念ながらだったけど、ある社員さんと面談できる機会をいただいた。
ある会議室で、とりとめもない就活の話や将来の悩みを話す僕から一切目を話すことなく真剣なまなざしで聞いてくれた。
僕はその視線が怖くて目を合わせることが出来なかった。
そこから紆余曲折あり、インターンシップという形でJoinさせていただいた。
その当時の内容はすこしだけ(ほんとすこしだけ)こちらに載せているので、お時間あれば。
その当時はとにかく必死で、何かをつかむために寝る間を惜しんで働いてた。結婚式の現場にも始発から入って、平日はオフィスを仕事してと人生で一番濃密な時間を過ごさせてもらった。
本当に濃密だった。
毎日のように感情が揺り動かされ、体力的には絶対限界来てたけどでも何とか動けていたのは紛れもなくその方がいたからだ。
その人のためになるなら何でもやる。
助ける。力になりたいその一心だった。
僕自身もここまで底地からがあるのかと初めて気づかされた。
組織開発的な分野にも関わらせていただいて、どうしたらもっとコミュニティとして進化するか。
組織に対するエンゲージメントが仕事のパフォーマンスにも影響し、圧倒的な成果にも繋がることを学ばさせてもらった。
(実はこの経験から人事を志すことになりました。)
人生プレゼンという貴重な経験もさせていただいて、(歩きながら泣くくらい色々考えこんだ経験は初めてだった笑)
自分の人生どうやって生きていくかをしっかり地に足付けて宣言させてもらった。
その頃は本当に自分の人生の主役になれていたような感覚で一言で最高だった。
そこまでは良かった。
社会人になった僕の今は果たして恩返し出来ているのだろうか。
日々に甘え、どうでもよい言い訳をして、現実から逃げようとしていないか。
まだ何もできない、ただの小僧にあれだけ時間を使ってくれて、あれだけ話を聞いてくれて、本気で将来のことを一緒に考えてくれた人たちに
僕は今胸張って会えるだろうか。
大きな男になって帰ってこい。僕を支えるとかいう次元じゃなくてさ、
僕を僕が想像もできない世界に連れていくような男になって。超えてこい。
僕も負けじと濃い時間過ごしてやるつもりだからゆっくりとなんか待たないけどな。笑
このLINEをもらってからもう3年が経ってしまった。
今変わらないと、これから正々堂々と会えなくなってしまう。
今の仕事も中途半端ではだめだし、自分が何が出来るのかどんな人になれているのか。
しっかり恩返しできているだろうか。
時の流れは残酷で、しっかりと掴んでいないと
するするとその手の中から零れ落ちてしまいそう。
確実に何かぽろぽろとこぼれている感覚があるよ。
何者になんかならなくてもいい。
でも自分がここにいるんだという証明は示さないといけない。
人は人に支えられて生きているとはよく言われる言葉だけど、
仕事に対するモチベーションも紛れもなく人との繋がりから生まれているもの。
そんな人に出会えている時点で奇跡なのかも。
そんな現実に甘えず、もっと劇的な未来を歩むために。
しっかりと進まないとね。
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