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飲む点滴の甘酒を作ってみた。

こんにちは、浜松市天竜区佐久間町の オールディーズが大好きな理容師の 乗本和男 です。

オールディーズカフェ ハニーディップ で、いつかは提供したいメニューがあるんです。それが甘酒なんですよね。甘酒は子供の時によく飲まさせていただきました。なぜ飲まさせていただという言い方をするかと言いますと、実は僕が子供の頃、酒飲みの家は、毎回 一斗単位で日本酒を酒屋さんから買っていたんです。

あまりの量の多さに、飲み屋と勘違いしてしまうくらいでした。そんな酒屋さんですが、こうやっていっぱい日本酒を買うので、新酒を絞る時に出る酒粕を無料でくれたんです。そして、昔の酒粕は絞りが甘かったのか、かなりのアルコール残量が多かった。ですからコクがあり美味しかったんですよね。

そんないただいた酒粕は、おじいちゃんが大好きだったこともありますが、味噌汁の中に入れて、飲んだりしたんです。身体が温まり、これがまた美味いんですよね。さっき書いたように、アルコールがあまり抜け切ってない状態でしたのでコクが凄くあったんです。

小学生のうちからこんなアルコールが残っているような酒粕を飲んだりしていたら、酒も強くなりますよね。でも当時は子供です。ですからやっぱりおばぁちゃんが作ってくれた甘酒が楽しみでした。

でも子供心に、美味しかったけど、こんな酒臭い甘酒は飲みたくないって思っていたんです。ですから、米麹を使って作った自然に甘い甘酒が飲みたかったんですよね。それに色目も、米麹の方が、白くて綺麗で美味しそうに見えたんですよね。

僕のうちで頼んでいた日本酒が神戸灘の酒、沢の鶴の寿海というお酒でした。それもなぜか、アルコール度数が19度もある日本酒だったんです。まるで原酒のような度数に、成人になり日本酒に興味を持ってから度数を見たんです。よく飲んだのですが、うちの寿海はよく聞くなーと思おっていましたが、これで理由が分かったです。

そんな酒粕をスーパーで買って来て作ってみました。少しの砂糖と、生姜、香りがしっかり立ち、酔ってしまいそうな感じのアルコール量に感じました。
でも美味しかった、コクのある酒粕だけあって、味に深みが出るんですよね。これからまた酒かすが1年を通して使えるようになったら、甘酒をハニディップで提供していきたいです。美味しかった。

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