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僕が一番欲しかったもの

槇原敬之さんが「僕が一番欲しかったもの」という歌を作られています。

素敵なものを手に入れたときに、それを自分より必要としている人が隣にいたので
贈り続けていると、結局は何も手に残っていないんだけれど
今までで一番素敵なものを拾うことができたという曲です

今日、たくさんお世話になっている方とお話をしていると、ぽつりと同じことをおっしゃっていました。
手に入れたものはいつか手放す時が来るけれど、人にあげるとずっと残っている
自分より喜んでくれる人の手に渡った方が物も自分も嬉しいと。

先日の経営セミナーでも、得する方と損する方を選ぶ時が来れば、損をする方を選ぶこと、と教わりました。

嬉しい顔を見ることができて嬉しい、という素朴な幸せに気がつくこと
そうやって自分が幸せになると、隣にいる人が幸せになって、会社、地域、世界が少しずつやさしくなるのかなと考えました。

戦争が起こるのは、もっともっとと 必要よりも欲しいと思うから
隣にいる人が傷ついたら悲しいということに思いを寄せられるくらい
そばにあるものに気がつけたらいいのにと思いました。

私は遠くの人には何もできないけど、
相手をささやかに幸せにすることで、まあるい輪は広げられる気がしました。


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