しごとば/わたくしごとば《詩》
かつて明後日の方向 いま世に馴染みながら
それぞれの愛 たぎらせ ここに居る
もしかしたら 個々は 明後日の方向かもしれない
あなた なんでここにいるの
あなた「本当に」分かってるの 持て余し
無意識に圧かける 燻り煙 風に消える
年と経験数が上というだけの 通過儀礼
無数の人生模様 擬似も体験してきたから
昔のメロドラマ 笑顔でお焚き上げ
ただの年功序列的なもの ここにはなく
思いやり 意欲と好きと感性のみ
それは 未来へ残される 子葉
縛りもしない 緩めもしな