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【帯同を決めるまで④】同僚に相談「たったの3年やん」

こんばんは、2023年夏から駐在妻予定のさといもです。
今日は、帯同休職することを会社の同僚に相談した時の話です。

帯同するか否かを一人で煮詰めすぎて、突然泣いて夫を驚かせてしまったりしながらも、ようやく「夫婦で一緒に暮らす。離れるのはナシ」という本音の結論にいたりました。
ただ、やっぱりどこかひっかかる、仕事を休んでいいんだろうか。。。ふと顔が浮かんだ同じ会社の親しい友人に相談することにしました。

友「・・・で、さといもさんは、どうしたいん??」
芋「うーん、働き続けられたらいいんだけど、、、」

思い切って休んじゃおうかなって思ってるんだけどとは言えなかった。気ぃ使ってどうするんのな相手でも、反応を気にしてしまった。それが私なのだろう。

友人が口を開く。

友「思うんやけどさ、たったの3年やろ、休んだらええやん
友「さといもさんは、自然の近くに身を置いたり、意味のとらえどころがないものを扱ったりするほうが向いてるんじゃないかな~って勝手に想像してたから、いいチャンスなんじゃないかな。たぶん、乾いた組織にいるよりも、異質なものの中のほうがより輝く、感性が解放されるような気がする。
あまり計画しすぎず、ぱっと行ってみて、会わなきゃ帰ってくる、みたいな感じでどう?

友「新たなチャレンジを応援するよ!タイに行っても、引き続きこうやってたまには三人でおしゃべりしよやー」

しみいる言葉でした。
よき友と出会えた。私はこうして誰かに背中を押してほしかったのだろう。

ようやく気持ちが固まりました。

背中を押してくれた友だち

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こうして、夫が駐在の内々示をもらってから「休職して帯同する」と気持ちが固まるまで、私は約1か月費やしました。

振り返ると、じたばたしながらも、時に情緒不安定になりながらも、この時に心ゆくまで考え尽くしてよかったなと思います。
渦中はしんどかったけど、自分らしい決断ができたと思えます。

一口に駐在といっても十人十色。いろんな事情があると思います。
「駐在妻」というものは知ってても、突然その当事者になり、考えることも多岐にわたり・・・

常識や周囲の反応を気にするあまり、一度は窮屈な結論になりかけたとしても、じたばたする過程で気づけた自分の本音さえ大切にできたら、きっと何が起こっても大丈夫!な気がします。

親しい人に相談したり、グーグルでみつけた先輩方の事例を参考にすることももちろんいいけど、もっとも耳を澄ませるのは自分の心の声
自分のなかにしか答えはないって、身をもって学びました。


余談:
後から知ったことですが、夫は内示と同時に「家族帯同の有無と、帯同時期を1週間に回答しなさい」と人事部から言われていたそう。
・・・え!?
昭和はそれでも通用していたのか知りませんが、令和ではナンセンス。

昔々の「世帯主夫、妻は従」的考えのもとで作られ、そのまま放置されている制度や手続き、そろそろ見直しませんか。もう共働きが当たり前なのに、会社の制度はかつての「夫が働き、妻は主婦」な社会を想定したまま。
といっても、夫の会社の問題に対して、私が直接モノを言うのもはばかられ・・・これはいつまでたっても変わらないなと思うとモヤモヤが残ります。

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