見出し画像

国立感染症研究所 村山庁舎見学

国立感染症研究所村山庁舎へ見学に行ってきました。
大人の社会科見学です。
普段は公開されていませんが年に1度一般公開されていますので、それに合わせて行ってきました。

予想以上に人が多くて驚いてしまいました。そんな状態でもマスクの着用率は最近の町中に比べてもかなり高かったです。マスクの着用は義務ではありませんでしたが、さすがにこれは場所的な事もありますね。
開始時刻は13時からで私が到着したのは13時30分くらいでしたので、ちょうど一番混む時間帯だったのかもしれません。

そして滅茶苦茶暑かったです。庁舎の中の通路なども使用してパネルなどを展示して説明しているのですが、人が多すぎてクーラーが効きません。換気の事もあってドアを締め切る訳にもいかないのでしょうがないのですが、これは大変でした。

何を模したのかよく分からない着ぐるみ。
この日の気温は37℃職員の人も大変です。

そんな中恐らく職員が入った着ぐるみがいて、倒れると言う意味でヤバいと感じてしまいました。

展示に関しては順路などはなくどこから見ても大丈夫なのですが、庁舎の通路や部屋を使用して行われていたので、どこに何があるのかが非常に分かりにくかったのが残念でした。パンフレットをもらったのですが、これも場所と位置が把握しにくかったのです。とりあえず目につく所から見ていきました。

見ていくと対象年齢を小学生くらいにしているようです。夏休みの自由研究にするためか親子連れが非常に多かったです。
感染症研究所だけあってとにかく多かったのが顕微鏡です。いろいろな細菌を見てみましょうと言う感じでした。
顕微鏡の高さも小学生に合わせてあり、もっと小さい子供用に踏み台が全ての顕微鏡の所に用意してあったり、説明のパネルも子供にも分かりやすく書いてありました。

顕微鏡の高さが子供用になっていて、対象を子供にしている事がわかります。
もっと小さい子供用に全ての顕微鏡の所には踏み台が用意されていました。

パネルの前では職員が説明をしているのですが、クイズ形式にしたり聞き終わると缶バッジや小物がもらえるようになっていました。分かりやすい説明にしてありましたが内容はガチでした。
またかなりの数の職員がイベントの対応に当たっていて、職員が足りなく感じる事もなくかなり慣れている印象を受けました。

クイズ形式にしたり説明を聞き終わった後には缶バッジなどの小物がもらえるなど
施設側がかなりイベント慣れしている感じでした。

それ以外に多かったのはワークショップです。かなり数の体験コーナーがあったのですが、開場してすぐに行かないとすぐに埋まってしまうようです。
行われていたのはタンパク質の結晶化や遠心分離、本物の実験道具の使用体験などでかなりガチ目です。しかも簡易的とは言え防護服を着て行われていました。
これは大人がやっても面白そうでしたが、子供がメインなので流石にやりませんでした。

本物の実験器具体験ですが、完全にガチです。
大人でもやりたくなってしまいますが、残念なことに子供がメインです。

私が唯一行ったのは手洗い実験です。
ブラックライトに反応するローションを手に塗り、その後手を洗います。洗った手にブラックライトを当てると洗い残しが見えると言うものです。
ですが手を洗う場所が非常に少なく、ゆっくりと手を洗うような状態ではありませんでした。完全にキャパオーバーの状態でした。

白く光っている部分が洗えていない部分です。

サイエンスカフェもありました。喫茶コーナーではなく1コマ30分程度の講義が行われていました。こちらは他と打って変わって子供は1人もいなく完全に大人向けです。
2コマほど聞いてみましたが「ちょっと何を言っているのか分からない」状態でした。かなり専門的で基礎知識がないと分からないのだと思います。
これは内容や講義する人によってかなり差があるのかもしれませんけど。

軽く見て終わるかと思いきや結構長時間いました。私が会場を出たのは16時過ぎでしたが、その時間でもまだ人が多くいるほどの盛況ぶりでした。ちなみにイベントは17時まででした。

内容的には面白かったですが対象年齢を小学生向けにしてあるので、ワークショップでは大人も一緒にやるような雰囲気ではありませんでした。
子供連れには良いイベントだと思うのですが、問題は公共交通機関のアクセスが悪く子供連れだとそこが大変な事ですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?