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変われないのはのコンフォート・ゾーンとホメオスタシスの仕業です ~映画『トム・ホーン』からの気づき~

おはようございます。
苫米地式コーチング認定コーチのトコマ (The Coach Tokoma)です。

映画『トム・ホーン』をみました。

【あらすじ】
20世紀初頭の西部。かつて賞金稼ぎとして名を馳せジェロニモの追撃に貢献した伝説の男トム・ホーン(スティーブ・マックイーン)は、老いを感じる年齢となり、ワイオミング州のハガービルで牛泥棒を始末する仕事を請け負った。だが、昔ながらの早射ちで泥棒たちを射殺していくトムを、町の人々は冷酷な殺人者と見なし、敬遠した。
『出典: Wikipedia (https://ja.wikipedia.org/wiki/トム・ホーン_(映画))より』

この作品をみていて頭に浮かんだキーワード

 ◆ ホメオスタシス
 ◆ コンフォート・ゾーン

です。

あなたは、変わりたいけどなかなか変われない、と思っていることはありますか?

もしそうならば、「ホメオスタシス」と「コンフォート・ゾーン」を知ることで、自分を変えるヒントになるかもしれません。



それはコンフォート・ゾーンと ホメオスタシスの仕業

まずはコーチング用語でもある「ホメオスタシス」と「コンフォート・ゾーン」について説明します。

◆ ホメオスタシス
恒常性維持機能。生物がより長く生きながらえさせるために、体内の各器官を安定的な状態を維持するように働く機能のこと。
人間は、脳の進化により、物理的な身体だけでなく、リアルに感じる情報に対してもホメオスタシスが働くようになりました。

◆ コンフォート・ゾーン
人が緊張せずにいられる物理的または精神的に限定をされた範囲のこと。
それぞれの人にって、心地よいと感じられる領域であるコンフォート・ゾーンは、自己イメージによって決められています。

コンフォート・ゾーンは文字通り心地よい領域です。人間は、コンフォート・ゾーンの中にいれば無意識に快適なので、それを維持しようします。

逆に、コンフォート・ゾーンの外側に出た時には戻ろうとする力が働きます。

これはホメオスタシスの機能によるものです。



なぜトム・ホーンは自分のスタイルを変えることができなかったのか?

映画の主人公であるトム・ホーンは、賞金稼ぎとして名を馳せジェロニモの追撃に貢献した伝説の男。

しかし、西部開拓時代が終わり、銃で悪を倒すこと自体が悪と見なされる時代になっていました。

そんな時代になっていることに気づいていたのどうか分かりませんが、彼は自分のスタイルを変えようとしません・・・。


なぜ自分のスタイルを変えることができなかったのか?

それは、かつての自分のスタイルが「 コンフォート・ゾーン」であったから。

そして、スタイルを変えることは、コンフォート・ゾーンから出ることであり、ホメオスタシスの機能が働いために、彼は変えることができなかった。

と映画をみていてい感じました。



変わることができない自分を感じたら

「変えたいけど、なかなか変えることができないなあ」と感じたらそれは「ホメオスタシス」が働いているからだと思ってください。

そして、そんな自分を責めないでください。生物として自然な反応であり、生物が生命を維持するために必要な機能なんですから。

次に
 ・ なぜそれを変えたいのか?
 ・ 変わったときの自分の姿は?
 ・ 変わったときの自分の感情は?
を考えてみてください。

このときの自分の方が今の自分よりコンフォートと思えるほど、リアルな映像をしてみてください。

それを繰り返すことで、自分の中から湧きでる変化に気づくかもしれません。



今回は以上です。

こちらの内容があなた自身を活かすヒントになればうれしいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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