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その「ざわつき」はホメオスタシスの仕業かもしれません

こんばんは。ライフコーチのトコマです。


何か新しいことにチャレンジしようしたとき、なんだか気持ちが「ざわざわ」したという経験はありませんか?

それはホメオスタシスによるものかもしれません!

ホメオスタシスとは・・・

ホメオスタシスは、生態恒常性と呼ばれる概念である。

生態は何か変化が起こると、それを元の状態に戻そうとするために、様々な変化が生じるということである。

例えば、体温が下がると鳥肌になり体温の低下を防いだり、体を震えさせて強制的に運動を起こして体温を上げるなど。

このような、安定した状態を保つために、内分泌系、自律神経系、免疫系などに変化が起きる機能をホメオスタシスという。

ホメオスタシスは生命活動の基本であり、これが正常に機能しているから生態は命を維持することが出来る。

ホメオスタシスの機能は先ほども述べたように内分泌系、自律神経系、免疫系である。

ストレスや環境変化によってホメオスタシスが損なわれると、体がだるくなったり、心臓や筋肉の機能に影響したり、細菌などに弱くなってしまう。

(一社)安全衛生マネジメント協会ホームページより引用


現状を維持する力、また現状に戻ろうとする力は、ホメオスタシスの働きによるものです。

人類はこの機能のおかげで生命の危機を逃れてきたわけですが、現代でも健在です。

人類が誕生したときに比べたら、間違いなく現代の方が安全になっており、生命にかかわるような危険は減っていると思います。

ですが、現代においても、このホメオスタシスはしっかりと機能しています。


もし新しいことにチャレンジしようと思ったときに「ざわつく」感覚があれば、一度考えてみましょう。

その「ざわつく」という感覚は、ホメオスタシス機能によるものかもしれません。



ホメオスタシスの機能に従えば、現状維持されます。しかし、それでは今の自分を変えることは難しいですよね。

そこで
なにかにチャレンジするときに、ホメオスタシスと上手に付き合う方法を自分なりに考えてみました。

ステップ1
まずは、現状を変えたいとき感じたその「ざわつき感」をしっかり認識します。

ステップ2
つぎに、その「ざわつき感」が、何が原因で起きているのかを考えてみます。

ステップ3
そして、その原因となっていることが生命の危機を及ぼすことなのかを考えてみます。

ステップ4
その原因が生命の危機に関わることではなく、自分が心からやりたいことなのであれば、「やっていいよ」と自分に許可を与えてみましょう。



なにはともあれ、この「ホメオスタシス」という機能を知っていることが大事なんだと思います。

知っていれば、「ざわつき感」をやさしい気持ちで、そして余裕をもって迎えられることができるような気がします。

今度「ざわつき感」を覚えたら、「これって、ホメオスタシスの仕業かな〜」とやさしい気持ちで観察してみてあげてください。



最後まで読んでいただきありがとうございました。

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