君は『イージー・ライダー』を見たか?
『イージー・ライダー』を昨日Netflixで観ました。
君に”自由”を見るのさ
自由を説くことと、自由であることは別だ
アメリカ人は自由を証明するためなら殺人も平気だ
個人の自由については、いくらでも喋るが、自由な奴を見るのは怖い
(映画『イージー・ライダー』 ジャック・ニコルソン演じるジョージのセリフより)
前回『イージー・ライダー』を観たのは、たぶん30年ほど前です。
そのときも、このセリフがしばらく頭から離れませんでした。
「自由」の大切さを主張する人でも、「自由」な人を見ると反対のことを言っているよな、ということ子ども心ながら、なんとなく思っていました。
この映画を観たときに「そういうことか!」と腑に落ちたことを思い出します。
今回もこのセリフが印象に残りました。このセリフがこの映画を象徴していることを再び確認しました。
そして、今回映画を観終わったあとで頭に浮かんだ言葉が
「同調圧力」
です。
映画上映されたのが1970年。50年も前の映画なんですね。
許される自由の幅は広がった気がします。しかし、(その人が)許容できない自由に対するバッシングは、直接的ではないけども、間接的な形で今も続いていると感じました。
「自由」って何なんだろう?
と考えさせられる映画です。
最初に観てから30年経った今でも「明確な答え」が見つけられずにいる自分に気づいた今日です。
この映画の魅力は
セリフだけでなく、音楽も良いです。編集もカッコいい。
そして、なんと言ってもカメラがめちゃくいいです。
今年アカデミー賞を受賞した『ノマドランド』はこの映画の影響を受けているだろうな、と感じました。
なんと、今なら映画館でも観れるようです。この映画をことを調べていたら知りました・・・
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