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映画『地獄の黙示録 ファイナル・カット』から学ぶライフ・コーチング ~情動記憶が強いほど慣れてしまう~

昨日NHK BSプレミアムで放送された映画『地獄の黙示録 ファイナル・カット』を観ました。

常軌を逸した行動と思っても「慣れ」てしまう動物なんです。


おはようございます。
とこま(tokoma)です。

ライフ・コーチである僕、とこま(tokoma)視点による映画『地獄の黙示録 ファイナル・カット』からの学びを書かせていただきます。

今回の学びは、

情動記憶が強いほどブリーフ・システムはすぐに変わる

です。


お話しはこんな感じです。

ベトナム戦争が真っただ中のサイゴン。アメリカ陸軍情報部のウィラード大尉にある密命が下される。それは、カンボジアに特殊任務で赴いたままジャングル奥地に自らの王国を築き、カリスマ的な存在と化した危険人物カーツ大佐を暗殺せよ、というものだったが・・・。

(「allcinema」より一部引用 https://www.allcinema.net/cinema/85030)


戦争で常軌を逸してしまった人間模様

河川を川上に向かう途中で様々なエピソードに出くわすのですが、そのどれもが常軌を逸した話しです。

そして、最後に常軌を逸した感じがピークを迎えるわけですが・・・。

ひとりの人間の目から戦争を通して描いた人間の狂気を描いた作品。

また、旅の途中に様々なエピソードに出会いながら最後に帰結するストーリー展開を考えると、これはある種のロードムービーなんだと思いました。


巨匠フランシス・フォード・コッポラ監督が撮影中に狂気になったというくらいです。

これだけの壮大なスケールの映像ですから、撮影も困難を極めた作品でした。

映画の内容だけでなく、制作側も常軌を逸してしまっていたようです。

映画の感想は大きく賛否が分かれると想像しますが、是非観ていただきたい作品のひとつです。

上映時間が長いので、まずは集中して観れる環境を整えることをおススメします。



ブリーフ・システムが変われば「いつもどおり」になる。

認識のパターンは情動記憶が元となって作られます。

情動記憶とは、信念を形成する強い感情を伴った体験の記憶です。

強い情動記憶は、その人の信念を作ります。
その信念はまるでの自分自身の中で決まっているルールのように行動や判断を決めます。

様々な法律やルールがあるように、脳内にもたくさんのブリーフがルールとなってシステムが作り上げられます。

このシステムをブリーフ・システムを言います。


命を脅かすような強い感情を伴った体験の記憶が戦争中で繰り返されたことで、兵士のブリーフ・システムが変わったものと思います。

その結果、常軌を逸した行動と思えるようなことでも、当人にとっては「いつものこと」と捉えているのです。

案外と簡単にブリーフ・システムを変えることができるのです。

ですが、どうせ変えるならば自分のゴールに役立つためのブリーフ・システムに変えていきたいものですよね。



今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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