在宅勤務が主になって半年が経った。

今は週のうち1-2回が出社。それ以外は在宅勤務。

これが、このまま標準の勤務スタイルになって、「へぇ~〇〇先輩のときは毎日会社で仕事していたんですかぁ~。ところで、何しに会社に行っていたんですか?」なんてことを言われる時代になるかもしなれい、なんて思ったりする。

「働き方改革」が、このような形で改革される、と思った人はそう多くないと思う。

これが良かったのか、悪かったのかは分からない。
ただ僕たちは、自分たちの意思では変われない、外部要因がなければ変わることができない、ということを痛感させられた。

在宅勤務が長くなるとこの環境が心地良くなってくるから不思議だ。
会社で仕事をすることに違和感を覚えるから不思議だ。

お気に入りの音楽を聴きながら、仕事をする。会社で働く会社員にはできない事ではあった。けど、今はできている。

お気に入りのモノに囲まれた環境で、お気に入りのコーヒーを入れ、お気に入りのお茶を飲み、お気に入りのアロマを焚き、お気に入りの音楽を聴きながら、仕事をする。

一方、モノが溢れたデスクで、コンビニのコーヒーの飲み、給湯室にあるお茶に入れ、無機質な臭いのなかで、周りを気にせず大声で話す電話の会話が耳に入るところで、仕事をする。

ことの2つを比較したとき、どちらが生産性が高く、精神衛生上良いか?

僕は前者を選ぶ。会社を辞めて、あえて前者を選ぶかもしれない。

案外いるんでないかと思う。新コロナ騒動が落ち着いた後、「在宅勤務ができる会社に転職します」という人。

僕もそのなかの一人かもしれない。

そんなことを時々考える。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?