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たとえ慣れた仕事であってもいきなり始めずに、一旦「考える」ことの大切さについて ~今週の失敗経験より~

本を読んでいると、自分が漠然と考えていたこと対して、「この著者は上手にフレームワークにおさめて表現しているなあ。」と感じることがあります。

おはようございます。とこま(Tokoma)です。


今日はご紹介したいのは、IPOという考え方です。
仕事を依頼されたときに確認すべきポイントについてです。


労働時間を短縮するためのに、仕事の受け方で最初に気をつけるべきことは、IPOです。
この場合のIPOは新規公開株のことではなく、Input、Process、Outputのこと。仕事を受けるとき、なんとなく受ける、言われたままに仕事にかかるのではなく、この3点を必ず確認するようにしましょう。
まず、Inputは、何を使ってその仕事をやるのかということ。必要なな情報や関係者などがこれにあたります。
Processは、どのような手間で、どんな工数でその仕事をやるのkということ。締め切りや完成前にチェックポイントを設けるとしたら、そのタイミングもここに含まれます。
Outputは、その仕事でどんな成果物を出せばいいのか、どんな仕上がり状態を実施すればいいのかということ。納期の設定も確認します。

(出典: 『外資系コンサル流・「残業だらけ職場」の劇的改善術』 清水久美子著 PHP研究所 より)

このあとに、依頼主に仕上がり状態を提案する方法などが、続いて書かれています。詳しく知りたい方は『外資系コンサル流・「残業だらけ職場」の劇的改善術』を読んでください。


この文書を読んでいて「確かに作業をするときは、このような手順 (Input → Process → Output)で進めているなあ。」と。

と同時に
「これらの確認が不充分だとミスが起きたり、やり直しになったりして、無駄な時間が過ぎていくんだよな・・・。」と思っておりました。


作業する手を一度をとめて、実行する前にこれらのことを考えることの重要性を痛感した事例が昨日ありました。

見積書を作成したのですが、作成したあとに不備が発見。しかも3回。そのたびに、自分に対してイラっとしながら修正するわけです。

仕事中に流れが崩れることでも少々ストレスが感じる僕です。その原因がやり直しの場合は、さらにストレス度も大きいです。しかも、それが3回となりますと、自己嫌悪におちいります。昨日はまさにそんな心境でした。

ですので、不備を見つけては修正を3回やったころには、ストレスに加えて、疲れも感じてましたし、集中力も落ちてました。
最後のころは少し仕事が雑になっていたかも・・・と、今反省しております。


作業を終えたあとに、「あの本にIPOという考え方が書かれていたなあ」ということを思い出しました。そして、その個所を今朝読み返しておりました。

簡単な仕事、やり慣れた仕事であっても、一度この Input、Process、Outputを考えてから、作業にとりかかることの重要性を経験とともに再認識。

結局は、その方が時間の短縮になる、と考える今日です。


というような気づきを、今週の内省としてnoteに書かせていただきました。

まとめ
作業にかかる前に IPO (Input、Process、Output) を考える!


本の中には「タスクIPO設計シート」がありまして、事例が書かれています。また、これ以外にも参考になる仕事の進め方がたくさん書かれています。

残業が続いている方、仕事のやり方を見直したい、という方にはお薦め一冊です。


最後までお読みいただきありがとうございました。

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