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結局コナンにいきつく①

名探偵コナンが好き歴10年くらいだろうか。
でも、ものすごくハマって見てた時代と、見逃してもなんら支障のないエピソード(少年探偵団が活躍するだけの回とか、黒の組織FBI赤井ファミリーなどの重要人物が登場しない回など)を流し見する時代を経て、ここ数年は劇場版のみ。むしろ他のアニメに夢中だった。

なぜ今、またもハマり始めたかと言うと。まぁ劇場版最新作の余韻に浸っていると言えばそれまでだけど、語りたい経緯がある。

最近同僚に借りた小説「Nのために(湊かなえ)」が面白すぎて、どうしてもドラマが見てみたかったからHuluの無料お試し会員になった。いっき見して満足した後も、どうせ無料期間中ならばと『リバース』『夜行観覧車』東野圭吾の『変身』『分身』も見倒してやった。仕事も通常通りあるなか、悦に浸るほどに効率よく視聴できたと思う。

時を同じくして、名探偵コナンの総集編『緋色の不在証明』が期間限定公開されてすぐ見に行った。総集編なので当然 既出のエピソードだったが、これがすごく面白かった。先述した”見逃してもなんら支障のないエピソードを流し見する時代”に、流し見しないで真剣に見た回(むしろそこを見逃したくないから仕方なく日常回を流し見してた、とも言える)が、ギュっと詰まった内容だったのだ。
これこそが私の(もしかしたらファン大多数の)コナンの楽しみ方なのだ。
しかもエンディングで流れたインストゥルメンタル?歌なしの曲がめっちゃかっこよくて鳥肌がたった。映画館でひとり、終始 黙々と興奮し続けた2時間だった。

Huluの無料期間も残りわずかとなった頃、目に入ってきたのが名探偵コナン”赤井ファミリー特集”、”シルバーブレッド(赤井秀一)特集”だった。ちょうど劇場版の最新作の上映が始まって、まだ見に行けないでいたときのことだった。
なんとも魅力的な特集組みやがる。
映画を見たい気持ちと、その特集を見たい気持ちで脳内が埋め尽くされた。

そしてやっと、劇場版最新作を観られる日が来た。

『緋色の弾丸』2021年

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マイ ベスト オブ コナンとまでは至らないが、期待通りの迫力、流し見回にはありえない事件の難解さ、そしてレギュラーキャラに迫る命の危険、からの危機一髪セーフなどのお決まり展開など、トータルして面白かったし満足だ。

そして帰りの電車でNetflixを退会し、Huluの有料会員になる決意をした。Huluの思惑通りに動いた新規会員のうちの1人は私だ。そうか配信サービスの業界じゃぁ、公開中の映画と連動したコンテンツを表示させるなんて常套手段なのか。新卒社員が一番最初に覚えるレベルか。まんまと吸い寄せられたってわけか。

>>「結局コナンにいきつく②」へ続く



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