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菅直人氏の麻雀の発明ご紹介①【アイデアを言葉で表現】【リライト版】

アイデアが思いついても、それを言葉で表現するのは難しいですね。

本記事では、
「菅直人氏の麻雀の発明」
を題材にして、
アイデア(発明)を言葉で表現することを学んでみましょう。

アイデアを思いついたときに、アイデアを人に伝えやすくなります。
アイデア(発明)で特許を取る際にも言葉で表現することが必要です。

■アイデア(発明)を言葉で表現する

発明には、物の発明と方法の発明があります。
物の発明で考えます。

物の発明を言葉で表現するには、
✔その物を作るうえで、必要となる要素
を列挙するのが一般的です。

■菅直人氏の麻雀の発明ご紹介

菅直人氏の麻雀の発明は、次の①~④からなる麻雀点数計算機です。

①符の値入力手段
②翻の値入力手段
③これらの入力手段と電気的に接続した計算回路
④少なくとも1つの表示手段

電卓のようなものをイメージするといいですね。

①と②は電卓の数字キー、③は電卓のCPU、④は電卓の画面ですね。

この麻雀点数計算機がどんなアイデア(発明)なのか?
麻雀をご存知の方なら、ご理解頂けると思います。

③の計算の仕方に特徴があるのですね。
例えば、①で40符、②で3翻と入力する
→③で5200点と計算される(子の場合)
→④で点数が表示されるのでしょうね。

①~④を持っている計算機は、この特許の権利範囲に含まれます。
(ちなみに特許はもう切れています)。

現代で言えば、スマホアプリもこの特許に含まれるかも知れませんね。

■「特許ご紹介シリーズ」はじめました!

ちなみに、菅直人氏とわたしは、ともに、
✔弁理士の資格を持っています
✔大学も学部まで同じです
✔個人で特許も出しています
わたしはいくつかの意味で後輩にあたるということになります。

そんなわけで、菅直人氏の麻雀の発明を取り上げてみました。
(ネットでもしばしば話題になったりしていますね)

菅直人氏の麻雀の特許は、もう1件あります。
そちらもまたご紹介します。

今後も、話題の特許、有名な特許、面白い特許などをご紹介します。
弊所は特許調査も専門ですので、いろいろ見つけてみたいと思います。
リクエストも歓迎します!

ご紹介するだけでなく、特許のことも学べるようにしたいと思います。

<関連記事>
「特許ご紹介シリーズ」を始めます!【あの特許もご紹介!】

菅直人氏の麻雀の発明ご紹介②【不明確な用語はきちんと説明】

<元記事>
菅直人氏の麻雀の発明ご紹介①【アイデアを言葉で表現】(2020年07月24日執筆)

<関連記事>当ブログのリライトについて
特許の過去記事をリライトします&YouTubeも【1文1行ブログ】

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