見出し画像

ラグビーワールドカップ2019の思い出(Match11)

仙台から東平尾公園博多の森球技場は釜石から仙台よりも時間がかからなかった。仙台空港までは20分、JAL3530便で福岡空港まで2時間。シャトルバスを使おうと思ったのだけれど、既に長蛇の列30分待ちとか。ボランティアの人に聞いたら徒歩30分ぐらいとのことだったので、歩いた。

画像1

この前からなんとなく気が付いていたのだけれど、どの会場でもアイルランドサポーターが目に付く。特にセブンイレブンに多く出没している印象。なるほど、セブンイレブンの色合いがアイルランド国旗の色合いだったから親近感を覚えるのかも。もちろん、カナダの赤いジャージとイタリアの青いジャージも見かけるけれど対戦国だから多くて当然。それを凌駕するぐらいアイルランドの緑のジャージは大量。私はなるべく対戦国どちらかのジャージを着て観戦しようと思っていたのだけれど、そんなに何枚も買えるわけもなく、どうしたものかと思っていたけれど、アイルランドに倣って、ジャパンのジャージを着て観戦することにする。

画像2

東平尾公園博多の森球技場は初めて。空港から徒歩圏内とは立地に恵まれていると思う。ラグビーワールドカップでは3試合予定されていてこの日が最初の試合。期待して行ったのですが、座席はちょっと残念な位置、カテゴリDで前から5列目だったのですが、端も端、グランドにかかっていない場所。正面はメインスタンド。タッチラインはおろか、セーフゾーンにもかかっていない。しかも、運営的にも?のところが多数ありました。試合前では、マッチデイプログラムがゲート入っちゃうと買えないという訳の分からないことになっていました。インフォメーションに問い合わせる人多数。ゲート内はハーフタイムに販売しますとのこと。「それは無いでしょ」と数名で言うと「座席番号教えてください」と聞かれ、キックオフ直前に売りに来てくれましたが、ちぐはぐ感はぬぐえず。運営だけじゃなく、観客もキックオフ前の両国の国家斉唱時に、起立しない人が多くて残念な気持ちになりました。そんな中でも、イタリア国歌から全力でイタリアを応援していたおじさんがいました。試合中も一生懸命盛り上げようと涙ぐましい努力をしていました。そんなおじさんが応援しているイタリアの圧勝ということもあり、楽しく観戦できた唯一の朗報かも。

画像3

試合は、イタリアの圧勝(7トライ)となってしまい、かなり大味な感じ。最後にカナダが1トライ返したのがハイライトといえるかも。2回ほどあったカナダのチャンスもハンドリングエラーで物にできず。ディフェンスも他のチームのスタンダードとなっているダブルタックルではないので、繋がれてしまいます。正直カナダってこんなに弱かったかなと思いました。ちょっと前までジャパンの最大のライバルだったのに。

画像4

そして試合後の運営にも疑問符が。カテゴリーDのNゲート側(入ってきたところ)を通行止めにした為、左に向かわないとならない。しかし左に向かうには一番前にしか通路が無い。一番前は選手と交流したいファンが集まって来て全く動かない。仕方なく空席になり始めた席の中を移動して最後列を通って出口に向かうも一番前に降りなければならずそこもボトルネック。なんとかやり過ごしてスタジアムの外へ出たら、今来た道を戻るが如くNの右側から外へ。誘導についてはもう少し考えた方が良いと思った。しかもシャトルバスに乗ろうと看板の誘導通りに進んでも、パーク&ライドとシャトルバスの乗り場が明確になっていないので、結局徒歩で空港まで戻る事に。大通りは大混雑になっていたので、一本内側の道を選択したところ、ガラガラだったので余裕で空港まで帰ってこれた。(残りの2試合でもこの誘導問題は解決されなかったようです。)

画像5

JAL332便で羽田に向かい、前半の山場の大移動は無事終わり。残り37日36試合。

2019/09/26 16:45
イタリア対カナダ
東平尾公園博多の森球技場
観客16,984人

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?