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フォーゴトン・レルム日英探訪記No.271 沼/Swamp

記事の趣旨や表記の意味についてはこちら

山か海かで悩むのはあるあるだと思いますが、私は平地か沼かで迷って沼を選んだようです

日本語版
基本土地―沼
盗まれたアーティファクトを探しているうちに、
君は死者の淵まで辿りついた。
英語版
Basic Land―Swamp
Your search for a stolen artifact has brought
you to the edge of the Mere of Dead Men.

今回はちょっと文章が短め?

artifact=アーティファクトはMTGでもよく見かけるワードなのですが、D&Dの世界にも当然のように登場しています……世界観の繋がりを感じてしまいますね

stolen=盗まれたもまぁまぁ読み取りやすいワード。テイルズシリーズをやっている人だったら「アイテムスティール」という技があるからピンときやすいかも……

edge of the Mere of Dead Men=死者の淵……のような気がするけど、ワードの数が合っていないように感じる。しかも固有名詞の匂いがする。落ち着いて読み解いていきましょう
まず、Mere of Dead Menという場所はD&Dの世界には存在します

シンプルに訳せばedge of the Mere of Dead Men:死んだ男のただの淵ということでしょうか……どういうことだ? 当たり前のように人(種族的には人間だけじゃないかも)がたくさん亡くなった場所か何かでいらっしゃる? 戦争の悲惨さが残る場所のようです

自分で翻訳するとこうなりました

盗まれたあなたのアーティファクトの捜索は、あなたを死者の淵に連れてきた

意味が通るように整理して翻訳したら原文とほとんど一緒になってしまうので、ここはあえて直訳で!

brought:連れて来た、もたらした、仕向けた等の意味があります。悪巧みの匂いがするワードですね

それにしてもあなたはアーティファクトのためにちょーっと遠くまで行き過ぎたようですね。ミイラ取りがミイラになるようなことはあってはなりません……盗みやがった輩も含めてね

探訪は続く

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