5.バタフライエフェクトは現実に起こり得るのか
バタフライエフェクトって聞いたことありますか?
簡単にいうと「なんでもない小さな事象が連鎖して、歴史が変わるような大きな事象にまで発展する可能性がある」という説です。
今回はバタフライエフェクトの効果と、自分の人生に当てはめた時に起こり得る可能性について考えてみました。
バタフライエフェクトって何?
元々は「エドワード・ローレンツ」という気象学者が提唱した考え方で、論文のタイトル
「ブラジルの一匹の蝶の羽ばたきはテキサスで竜巻を引き起こすか?」
からきているそうです。
小さな蝶が羽ばたいたことにより
草食獣がそれに興味を持ち飛び跳ねます
そして肉食の動物がそれに気づき狙いを定め
近づいていきその音に気づいた草食獣たちが大軍で逃げ
そして大群が逃げ惑うことで大きな風を起こすことにつながり
海に向かった風が上昇気流を作り
その結果積乱雲が生じて竜巻が発生する
蝶が羽ばたくというほんの些細な事象が、巡り巡って竜巻を起こすまでに物事が連鎖して影響している。
そんなことあるわけないじゃんと思いつつ、100%関係ないとも言えないのが正直なところですね。
自分の選択が、人生にどんな影響を与えるのか
蝶が羽ばたくことで、結果的に竜巻が発生する。
流石にそこまで大きな話になると想像しづらいですが、普段の自分の生活やこれまでの人生でしてきた選択を振り返ると、誰しもバタフライエフェクトを体験しているのではないかと思っています。
特に感じるのは人との出会いで、今関わっている人たちと出会うのは今までの自分の選択の結果です。
中学までは家の近くにある学校にそのまま入学。
高校は偏差値や家からの距離などを考えながら自分で選択して受験。
高校卒業後は地元宮崎で就職予定だったが、働きたい就職先が見つからず福岡の専門学校(2年制)に進学。
福岡と東京の会社を受けて、東京の会社に受かり上京。
上記は僕自身の進学・就職時の話ですが、高校で別の学校を選んでいた出会う友達も全然違う人になっていただろうし、その先の進路選択も変わっていたでしょう。
高校卒業時にそのまま地元で就職していたら、専門学校や東京で出会い今も仲良くしてもらっている人たちとも出会っていません。
今までの自分がしてきた選択で起こった事象や出会った人たちが、今後の自分の人生において、どんな意味や影響をもたらすのか。
何気ない行動が自分の人生を一変させるような結果を生み出すきっかけになると考えると、毎日ワクワクしてきませんか。
今ある環境や出会った人に感謝の気持ちを持ちながら、これからの人生を自分自身の選択で自分の望む未来に進んでいけるように、毎日冒険していきます。
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