遊戯王OCG公認大会レポート 【エクソシスター】 2023.10.08


幕開けた夏


遠征で03をしたり、CS予選即落ち、そして前期のセンチュリオン登場等から変化の多い中


9月にトナメに上がった自分の軸構築。




ゴッドイーター

メインにコズミックサイクロン+幽鬼うさぎ1枚ずつ採用。



エクソシスターに要求される手札をイメージした結果


「このカードが二枚以上かぶったら意味ないな」という【我】があった。


例えば メイン戦で


【初動 初動 罠 うさぎ うさぎ】


とか


【初動 罠 アトラクター うさぎ うさぎ】



もしも、この手札で迷いが出ている場合(どちらの手札誘発を優先するか難しい盤面)は、負けには繋がっている。


いかにうさぎをアトラクター適用終わりに投げられるかを想像したりするだろう。


ではコズミックサイクロンを二枚採用してみてはどうか。


【初動 罠 アトラクター コズサイ コズサイ】


悪くはない。だが、あくまでもメイン戦で、相手がどんなテーマか判断出来ない段階で手札に二枚コズミックサイクロンを抱えているというのは、制限カードの羽帚を先行で引いてしまった時よりも【重い部分がある】



勿論【相手ターンにも発動出来る】とか【発動処理時にサーチするフィールド魔法を不発にさせる】等



【2枚は過剰だが、1枚先行で引ければラッキー】な部分をメリットと感じ。メインはこの構築に落ち着いた。



個人的には、メインコズミックサイクロンの役割は多い。

ルーンの永続罠、泉を除去する手段にもなり、VSのセンサーや妨害、

ラビュリンスの罠除去。

マイフレンド、ストリート除去、

センチュリオンのフィールド魔法や永続罠扱いのモンスター除去。

王の棺の除去。

そして、ディアベルスターの罪宝カードのセット処理後に打つことでのアドバンテージを得ることもある。


【脱線】


相手後攻時


罪宝狩りの悪魔からスタートした状態で、黒魔女がセットしたカード(主にレスキューエースで使われる通常魔法スネークアイ)を除外してしまえば、炎属性レベル1SS効果は遠のき、罪宝狩りの悪魔の墓地効果によって除外されたスネークアイを戻し1ドローだけになる。

またディアベルスターでセットしたカードが罪宝狩りの悪魔な場合は、既に手札にあることが見えてくる。そうなればなるべく表側表示のカードを優先権で除去する流れになる。

罪宝狩りの悪魔の墓地効果すらも止めてしまえるなら、大きなアドバンテージの差を生むことを、ここ数か月の対戦経験から感じた。

勿論、スネークアイを複数枚採用した相手には貫通されてしまうこともあるが、相手が上手だったことになる。


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10月8日


新制限を迎えて一週間。


警戒したのは【ふわんだりぃず】だった。【ふわんだりぃず】はうらら一枚で止まることはなく、無限泡影も旅支度でケアされる場合もあるため、狙うべきは【ドロール&ロックバード】のサイドからの採用だった。


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カードラボ 公認ランキングデュエル


対戦記録


1:VS○○(うろ覚え) 


過去のCSでお会いした方にフリー対戦等をお願いして、経験を積んだ結果。

手札誘発を使うパターンが見えてきたため、確実に少しずつアドバンテージを広げて勝利。


2:イビルツイン

スプライトを搭載した対戦相手。

しかし、一本目が事故っていたのか、動き出そうとしたタイミングではすでにライフが100で、スターターを発動出来ずに二本目。



【ステラ 拮抗勝負 コズミックサイクロン パークス マルファ】



相手先行、トラブルサニーまで出せたものの、こちらのステラ通常召喚に動かず、厄災の星ティ・フォンが立つ。トラブルサニーが効果で消え。墓地にはエクソシスターステラ。


サイドチェンジでエクソシスターカードは限られているため、パークス相手ターンで相手が墓地を動かす際に発動を狙う。ステラ墓地参照で、エリスを出せば確実。


ティ・フォンは確実に沈むことが予見出来ていたため、


拮抗勝負は手札にがめておく。


しかし、相手も返ってきたターンで羽箒。


ならばとパークスサーチとコズミックサイクロンで永続魔法のトラブルサンを除外


パークスはうららで止まる。

相手も残った手札でアクセスコードを作るも、こちらのライフが残り、そのまま拮抗勝負


相手の盤面に残るのはアクセスコードのみ。


こちらのターン。手札に残っていたマルファを発動。


エリスをコストにミカエリスでパークスサーチ。

パークスからマルファを持ってくる、墓地にエリスがいるため、マルファSS。


ミカエリス効果、相手の墓地を除外、マルファ効果。アソフィール。


アソフィールで墓地効果を封じる(過剰)

アクセスコードをバウンスし、マニフィカ。


相手の手札には何もなく、ティ・フォンで削っていた残りライフ5100を削るためのダイレクトアタックで勝利。


3:マナドゥム


お互いに展開をミスりながらも勝利。

こちらの手札誘発で相手もリトルナイトまでしかたたず。

リトルナイトの除去効果のために2回EXからSSしているため、こちらもティ・フォンで動く。

ティ・フォンのエクシーズ素材は残ったまま、ターンが返ってきて、改めて攻撃、2素材アーゼウス。


相手の伏せ一枚……無限か墓穴か。


相手NS、プリズマー。アーゼウス効果……無限泡影を喰らう。


改めて相手プリズマー効果。スタフロストが墓地へ。


処理後、アストラウド読みで増殖するG。


相手、長考、そして一通りの展開をするも、ワンキルが出来ないと判断したのか二本目。


二本目。

アトラクターが通る。相手も手札事故か。

マルファでSS、うららで止まる。

ライフ差をつけるために、マルファNS。

そして、ターンを返し、スタンバイG。


勝利。



4:召喚ディアベルスター。


相手先行アレイスターNS。


チェーンでアトラクター。


相手そのまま動かず、こちらのターン。ドロー


握ってるのは、


マルファ 荒魂 シスター バディス 幸魂(うろ覚え)



荒魂ギミックでカスピテルを作り、カスピテルのサーチ効果。

相手うらら。


先ほどのターン、相手はあまり動かなかった。手札にはまだ何かある。


カスピテルで棒立ちのアレイスターを攻撃。



バトルを終え、メイン2に入って改めてマルファを発動。


杞憂だった。マルファからミカエリス。ミカエリスでリタニアサーチ。


マニフィカへ。


カードを二枚伏せ、エンド。



相手ターン。相手は1枚セットし、エンド。


エンドフェイズ、リタニアで伏せを除外。


ブラフだった。


こちらのターン。


幸魂とイレーヌが並ぶ。相手は増殖するGを発動。


通す。ミカエリスへエクシーズ。


ミカエリスとマニフィカが決まれば勝つか。


しかし、メインフェイズ終了時、エフェクト・ヴェーラー。


対象はマニフィカ。


……相手の増Gで確保されているかも知れない残りの手札誘発を考えれば、下手に動かない方がいい。


そのままバトル。効果を一時的に失っているマニフィカの2800+ミカエリス2500。


残りのライフは、1400。つまり、バディス発動。


マルファ+エリスが並ぶ。そしてマルファダイレクト。


一本目勝利。


二本目。


相手のターン。罪宝狩りの魔女からスタート。

処理後、G。


相手妨害を作りたいのか。黒魔女をSS。ドロー。


セットされたのはこちらの打点を下げ破壊することが出来る速攻魔法の罪宝。


しかし、こちらの初手には、コズミックサイクロン。そして黒魔女SSで引いたのもコズミックサイクロン。


相手の伏せは計二枚。




こちらのターン。コズミックサイクロンを二枚使う。


罪宝とサモンリミッターが消える。


残りの手札はドロバ、うらら、マルファ 他忘れた。


マルファ効果。相手のうらら。通る。


何もせず、ターンを渡す。


相手罪宝狩りの悪魔墓地効果。ドローにうららで対応)


相手残りの手札で、再度ディアベルスターをSSするも、セットしたのは三枚目の罪宝狩り。


ライフは残り、ターンが返ってきて、ドローしたのは、荒魂。



……。相手の手札はゼロ。悪魔なら墓地回収も可能だが、それはエクソシスターではこちらのアドバンテージを与えるだけ、


手札で温存したマルファ効果。


マルファとエリスSS。そして荒魂NS。幸魂サーチ。


エリスと荒魂でミカエリス。


ミカエリス、サーチ。パークス。

そしてミカエリスで墓地のディアベルスターを除外。


マルファ効果。カスピテル。


カスピテル効果墓地からSS封じを念のため使う。

カスピテル効果、サーチ。エリス確保。


幸魂、効果による召喚。エリスSS。二体でアソフィール。

アソフィール。墓地効果発動不可を念のため使う。

アソフィール効果、ディアベルスターをバウンス。

アソフィールとカスピテルでマニフィカ。


マニフィカ2800×2とミカエリス2500で8100で勝利。


優勝。


苦手意識のあるテーマ等と今回対戦することがなかったのが大きい。


アトラクターやコズミックサイクロン、拮抗勝負など、相手の盤面に影響を与えるカードが活躍した。



しかし、今回のような幸運が次回も続くことは限らない。

驕らずに行かなければならない。



勝手ながら今回の構築の一部には、エクソシスターを使用していたプレイヤー達とのかかわりが大きい。


運の要素もあったとは、得難い経験でもあった。



改めて、対戦ありがとうございました。

カードの画像などは主に遊技王OCG公式アプリの遊技王ニューロンのスクリーンショットを使用しました。

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