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隠れ家的なオーセンティックバー Bar Old Flame 市川駅

少し前に書きましたバーネタの続報。
友人お気に入りの市川のバー「Bar Old Flame」に先日、その友人と行っていました。
前回書いた通り、バーは本当に久しぶり。◯十年振り。
大人になったはずですが、ひとり行くには勇気が…、
というわけで友人にも同行してもらい、初めて市川駅に下車。
少し時間が早かったので、軽い食事をしてから行こうと時間を潰して、お店に向かいます。
何度も来て、「マスターとの会話も楽しんでいる癒やし空間になっているのよ~」
という友人には、かつての「お酒弱くて飲まないのよ」と言っていた若い時の様子は
もう見えません。
お互いこれまでの時間、それなりにいろいろあり、悩みや辛いこともありました。
それをその時々で打ち明け合い相談に乗ってもらい、乗り(というよりは愚痴を
聞いてもらい、聞き、が正しい?)、辿り着いた『今』というこの時間、
自分の時間を楽しむことが出来るのはありがたいことですね。

左は入口の看板。右はお店のコースター。ヨーロッパを思わせるイラストとフォントがとてもおしゃれ

お店はビルの2階にあるので、路面の看板を確認、
階段を上がってドアをノックし、扉を押します。
こじんまりとした店内、カウンターの向こうにボトルがたくさん並び、
横のテレビにはモノクロの映画が流されています。
仄暗い照明と静かな音楽がまさに「大人の社交場」と言われるバーの癒やし空間を演出し、
本当に久しぶりのバーに時が遡ったような感覚になりました。
居酒屋もその気軽さや気兼ねなく元気な雰囲気が好きだけど、
やはりバーは全く違うお酒を楽しむ場として自分の時間を持てるのがいいですね。

カウンターの奥に並ぶボトル

まず最初に私はお店のフルーツをふんだんに使った推しメニューの一つでもある
といういくつかのカクテルの中から白桃のフレッシュベリーニを選びました。
今の旬フルーツ。可愛らしピンクの色に白桃の香りと少し甘いこのカクテル。
これはジュースのようにおいしくて飲み過ぎそうです。
友人は1杯目にジントニックを頼んでいましたが、
後で頼んだ巨峰のサイドカーも実に美味しそう。美しい紫色が大人の香りの漂わせます。

左は友人の頼んだ(写真撮影も)巨峰のサイドカー。右が白桃のフレッシュベリーニ

2杯目にお店ではいつも頼む大好きなモスコミュールを頼みました
(写真はピンボケになってしまい、残念ながら掲載できませんでした)。
銅製のマグで出されたこのカクテル。
一口飲んで、「あれ、記憶のモスコミュールと違う!」と思わず、
思い出を手繰ってしまいました。
口に近づけた瞬間、そしてその一口目で漂ってくるライムの香りと味、
炭酸のはじける感触、それは炭酸独特の苦みはなく、
続くように広がるジンジャーの味の爽やかさ。
今まで特に夏が似合うカクテルとは思っていなかったけど、
「今日の暑かった1日」の疲れを吹き飛ばすような爽やかな印象と美味しさに
これまでのモスコミュールとは別かのような感覚に囚われました。

モスコミュールの写真撮影に失敗したので、友人の頼んだジントニックの写真です

ライムの酸味も炭酸の苦みも、そしてウォッカのアルコールの強さも
ジンジャーと溶け合って調和し(きっと氷の分量も。カクテルの作り方は
知らないので下手なことは言えないけど、きっと氷の量やサイズもあるのだと思う)、
総てのバランスが整った味、そんな感じがした味でした。
お酒なのに誰もが飲めそう、そう思ったのは、これが初めて!
本当に衝撃的でした。
是非、またこのモスコミュールを飲みたい、そう思わせるカクテルでした。

ドイツビールもおいているとのことでしたが、
私達が行った時にはビールサーバーを外したあととのことで、
ドイツビールを頼もうと思っていた私はちょっとだけ残念でした。
この数年でコニャックを中心とした洋酒のお店に変化してきたという
「Bar Old Flame」。これからさらに「大人の社交場」へと向かっていくのでしょうね。
お店の公式サイトとyoutubeのリンクを貼っておきます。
是非、こちらをご覧になってみてくださいね。


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