『ざつ』 お気楽TRPG日記106。「信長の黒い城」とか、シャドウランとか、新撰組とか、ボードゲームとか。
概要:還暦TRPGデザイナー、朱鷺田祐介(ときた・ゆうすけ)が適当なことを『ざつ』に書くエッセイ。だいたい、TRPG関連の雑談とか、告知とか、ゲームを遊んだ話とか。
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遊んだ方は、ぜひ、感想などを呟いてください。ハッシュタグは#信長の黒い城、または#nobuborgでよろしくお願いします。
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「信長の黒い城」がどんなゲームかと言えば、命の軽い戦国魔界でのハック&スラッシュを楽しむTRPGですよ。お前のキャラなんてチラシの裏にでも書いておけ! という訳で、基本ルールブックにはキャラクターシートなんてついてません。欲しければ、あなたが作っても構わない。
シャドウランな日々
ボードゲームの打ち上げで「シャドウラン」の話題になり、「ブレットトレイン」の話になる。 あれはいいぞ。
伊坂幸太郎の原作を読んでなくても、構わない。
殺し屋ばっかり乗っている新幹線。 もういくらでも行けるよな。
シャドウランのシナリオの作り方は、ハリウッドの犯罪者映画の構造と一緒で、「ランナーが仕事を引き受けるが、トラブルが起こって大騒ぎ。本来の仕事を解決するために、ついでに変な事件解決までする羽目になる」。
ちょっとした仕事で乗っただけの新幹線に、殺し屋/ランナー/テロリストが一杯。
ネット系の十大企業「ネオネット」の本拠地はボストンで、この街にはマサチューセッツ工科大があるのですが、シャドウランの第六世界では魔術が加わり、略称はMIT&T(Tは魔術/Thaumaturgy)となっています。シャドウランのMiT&Tの先生方に関しては、「Lock Down」に何人か登場するのですが、割とろくでもない研究をしていたり、あなた、偽名ですよねという人が混じっていたりする。 マッドサイエンティストもいて、えー、そこで、謎の上位次元界とか言い出すのはやめようね。
まあ、こんな風に、東大とか大手の大学にはだいたい魔術学部があるのです。地元の街を舞台にしたご近所シャドウランをやりたいな、と考えている人はぜひ、地元の大学に、第六世界らしい学科、魔術学部とか工学部サイバネティック学科とか、覚醒生物研とか、シャーマニック神道学部とか作ってみるとよいかもしれません。
なお、現在でも、神職資格が取れる大学がありまして、国学院大学と皇學館大学があり、後者はお伊勢様のお膝元ですね。これらが第六世界でどうなっているか、わくわくするね。
シャドウランの第六世界の場合、國學院大學のもとになった国立神職養成機関「皇典講究所」が復活している可能性すらありますな。
コメントにあった京都の佛教大学も第六世界での扱いが気になるところ。
「シャドウラン」メインの舞台はシアトルで、ここが扱いやすいですが、やっぱり、日本を舞台にしたい場合は、Role & Roll196の「新東京クーリエ」を参考にしてください。
銃器は禁止で、テイザー以外は違法です。逆に、カタナは男子のたしなみ。 その他、横浜をR&R198、新埼玉をR&R200で紹介。
シャドウランをこの他の地域で遊びたい人は、4thのリプレイですが、「旅する天使たち」がNAN地域を、「九龍の天使たち」が香港を舞台にしていますので、参考になるかと思います。香港は、日本人的にもサイバーパンク伝奇世界なので、遊びやすいかも。
シャドウランの香港は、独立した企業自治都市で、中心となるは五行公司(ウーシン)。ダンケルザーンからの遺産で富のコインを得て、十大企業の一角に上り詰めた海運系企業。その本社ビルの最上階に魔法のコインが納められ、運気の流れを引き入れている。 おかげで本社ビルの周辺はドメイン。
サイバーパンク&ファンタジーTRPG「シャドウラン」の良いところは、現在と地続きでありながら、ファンタジーの部分で再解釈され、近未来物の生々しさが改善/誇張/暴走するところ。例えば、魔法の呪文にも著作権があるので、某社「うちのファイアーボールは、発色がよくて!」とか妄想が広がります。
本日の依頼 「ホライゾンがハリウッド映画用に開発した、より派手な発色で、粉塵が多めに生成されるファイアボールの呪文式を盗んできてくれ」
困ったら、だいたい、「ドラゴンが世界企業を支配している」とか、「不死のエルフの陰謀が」とか、「世界を支配する十大企業のどこそこが黒幕」とか、便利なタームがたくさんあるのがよい。
これがトランスヒューマンSF-TRPG「エクリプス・フェイズ」になると、進化した義体技術、ナノテクノロジー、そして暴走し、人類を滅ぼしかけた超AI「ティターンズ」や謎の宇宙人とかになる。 近未来SFのネタはだいたいやれるのがよきかな。
このあたりの情報をまとめた地域サプリの出版もしたいので、応援お願い致します。まずは、「シアトル」の翻訳したい。
新撰組とか
「信長の黒い城」の次は、新撰組だ!とか言って準備中なので、こんな質問をしてみましたところ、3日間で1600票を超える投票に感謝。コメントも参考になりました。ありがとうございます。
無名隊士が圧倒的ですね。
解釈違いが気になるので、というコメントが多く見られ、皆様のこだわりが感じられました。
私は、「壬生狼」のように、ストレートな新撰組ライフのものも、「上海退魔行 新撰組異聞」のような架空歴史浪漫も作ってきまして、今回はどっちかと言えば、「信長の黒い城」なので、幕末ドゥーム・メタル・ファンタジーTRPGになりますね。まず、京都を全部焼いて、新撰組が全滅するところからスタート!ぐらいな感じで。
ボードゲームとかざつな日々
グルームヘイブン会
グルームヘイヴン回1回目
クラグハートのグラスハート君で冒険
公式サイトにあったシナリオ0でチュートリアル体験をした後、シナリオ1をプレイし、なんとか無事生還。選んだキャラがタンク、というか、バーサーカーで巻き込みダメージをばらまくミサイルみたいなノリで楽しかった。 死ぬかと思った。
ルールブックを読み読み。 遠距離攻撃の視界における、壁など遮蔽の関係は、ヘックスの角と角をつなぎ、壁ヘックスにかかっていたら視界は通らない、というのは面白いな。ヘックスの中心部じゃないんだな。
帰ってきたウルトラマン
「DAICON FILM版 帰ってきたウルトラマン」がAmazonで公開されたので、見る。
懐かしいねえ。
40年近く前、SFファンダムをうろうろしていて、この作品を見た。
うん、みんな若いなあ。
兄弟戦争
Arenaに兄弟戦争が来ていたので、とりあえず、10パックほど買って試し。色々アーティファクトが強そうだが、打ち合わせがあるので、今日はここまで。帰宅したら、ドラフトをしばらく遊ぼう。
今日も宣伝活動
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