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JBCF群馬CSC 5月レースレポート

大会名: JBCF 群馬CSCロードレース

開催日:2021年5月15日

開催場所:群馬サイクルスポーツセンター

距離 : 6km×22周=132km

カテゴリー:P1/E1混走

リザルト: 27位(チームメイトの山本選手が優勝)

天 候:曇り

本当に久しぶりのロードレースとなった。最後にロードレースに参戦したのは8年ほど前に遡る。フランス拠点で活動していた18~21歳の頃、練習の一環として地域のアマチュアレースに出場していた。とは言っても合計で10戦も出ていないと思う。国内ではクリテリウムへの参戦は数回あるが、ロードレースに出場するのは今回が初めてであった。

フィジカル的に自分がロード選手に劣っていない自信はあったが、圧倒的に経験が足りていないので不安はあった。しかしそれ以上に全く未知数の場に挑戦することへの楽しみが大きく、まるで17歳のときに初めて海外レース(シクロクロスの世界選手権)を走ったときのようにワクワクしていた。

このロードレース参戦のためにトレーニング内容を大きく変えることはせずにMTBのための短時間高強度の練習が中心だったが、5月には5~6時間をノンストップで走る練習を連日して行なって長時間ライドへ身体を慣らすようにした。レース時間は3時間半ほどと予想していたが、そのくらいであればMTBのマラソンレースの経験もあるので不安はなかった。

また過去の群馬CSCのレースでのパワーデータを入手して解析し、チームメイトや知人にもコースの雰囲気やレースの流れ、危険な箇所を聞いて少しでも経験不足を埋めるようにした。120名を超える出場選手の中で群馬CSCを一度も走ったことがない選手はおそらく自分しかいない。レース前の試走も1周しかできなかったので、レース当日までにできる限りの情報を集めておいたことが役立った。

チームは今回、徳田選手、山本選手、河野選手、自分という4名のメンバー。次戦のTOJも同じメンバーで戦うため、チームの連携を確かめる意味でも後手に回らずに積極的に動いて行こうと宮崎監督から指示を受けていた。ライバルチームと比べて数が劣っているので、一人ひとりが自分の仕事を全うすることが求められる。エースである徳田選手にできるだけ脚を使わずに先頭パックでゴールしてもらうことが最大目標であった。

自分の大きな役割はレース前半の逃げを狙ったアタック合戦に反応してチームメイトが乗っていない逃げを潰す、あるいは決まりそうな逃げに乗るというものであった。集団走行に慣れていない自分としても、少数の逃げに乗って前で展開した方が持ち味を発揮できるはずだと考えていた。

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