ドイツに来た理由

こんにちは。まずは予期せず実に約1年間も、noteから離れてしまい、フォローしている方、時々いいねしてくれる方々、新しい投稿をせずに(ひょっとしたら待たせてしまい)申し訳なく思います。

何度も書き直して、何日か時間を置いて、ようやく更新することにしました。


前回の投稿の後、職業学校で立て続けに大きなテストが重なり、その時良い点数が取れたものとそうでないものがあった時、自分の費やした時間に対する結果の出来に、少なからずの落胆と絶望、また『こんな自分がドイツの職業訓練について語ってもよいものか。それがブログであろうとも』と思い投稿を書いては消し、今まで来てしまいました。


今年の5月下旬と、6月のはじめに義肢装具士の国家試験第一弾を受け、先日合格届が届きました。(厳密には合格ではなく、来年の第二弾への段階的なステップとして捉えていただければ幸いです) ドイツ滞在から現在迄における1番大きな試験でした。

今回はお久しぶりの投稿ということもあり、試験の課題内容についてではなく、少しだけ身の上話をできればと思います。 特に何がある訳でもありませんが、お時間がある時に最後まで読んでいただければ幸いと思います。



ドイツに初めて来たのは2016年の春。1年間大学を休学し、語学学生ビザでドイツに来ました。 

留学への転機は大学3年生の夏(留学する約8ヶ月前)。人生最後の全国大会、結果を残せず終えてしまったことが、決断までの大きな理由だったのかもしれません。

その部で名の知れた大学で、自分が入学してからその年まで結果を残していた大会で、自分の代で結果が出せず。
今思えば何が足りなかったのか、どうすればよかったのかが分かりますが、当時は結果がなによりも全てでした。

前置きが長くなりましたがそれで初めてドイツに来たのが2016年の春。語学学校でドイツ語を学び、新しい生活スタイルに翻弄されながらも、12月の帰国までの約8ヶ月初めての海外留学が終えました。(初めて留学した時のこともいつか記事にしたいです)

滞在期間の中で、随所随所に『この先どうやって生きていこう?』と考えていましたが、留学の後半では外国語を学ぶ苦しさがずっと付き纏い、それに嫌気を感じていた為帰国したら日本で就職する方向で考えていました。


帰国後、気になる職種の実習や合同説明会など参加しましたが、結局何がやりたいことなのか見えずモヤモヤとした気持ちが残ったままでした。 それから家族と話し、3月後半頃には就職活動を辞めました。

新年度の4月から卒業までの1年間、改めて向き合う学業の中でもう一度自分がなにがしたいのかを考えようと思い直しました。


前述した様に、留学前大学では部活に全てを捧げていたため、講義をまともにきちんと受ける生徒ではありませんでした(汗) けれど元々好きでこの学部を選んだのもあり、その時の1年間に受けた講義はどれも大変だったけれど、思い出深いものになりました。(これも記事にしたいです笑)



話の締めになりますが、僕がドイツに来た理由は、当時結果の出せなかった自分自身にとても落ち込んでいたためでした。

ドイツが好きだから とか、 ドイツの文化を知りたいから といった理由は全て後から家族や友人に伝える為の口実でしかなく、最初は“自分探し”がしたくて休学してまでドイツに来ました。

大学の推薦でもなければ自己費用だし、休学することも当時は何も考えていませんでした。


今回の記事は、ただ何も明確な理由がなくとも、最初の留学の一歩は軽いなんてことない気持ちで進んでもいいんじゃないのかなぁと思った、宛名のないエールみたいな気持ちで書きました。 また今国家試験が終わり落ち着いた時だったので、初心を振り返ろうと思った次第でした。

今回の記事はここで終わりですが、また今年は昨年よりも頻繁に、更新できればと思っています。それではまた。


#職業訓練 #ドイツ #ドイツ留学





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